特許
J-GLOBAL ID:200903038513195098

色分解光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067518
公開番号(公開出願番号):特開平6-258507
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 空気間隔を適切なくさび型に形成することにより、色分解を良好に行なうと共に、空気間隔を直進する光束の上側光束と下側光束の屈折角の差異に基づく非点収差を良好に補正し、高精細な画像を得ることができる色分解光学系を提供すること。【構成】 光束を入射させる第1面と、入射光束を色成分別に反射光と透過光とに分解する第2面と、第2,第1面で反射した光束を射出する第3面とを有する第1プリズムと、該第2面を透過した光束を空気間隔を介して入射させる第4面と、入射光束を色成分別に反射光と透過光とに分解する第5面と、第5,第4面で反射した光束を射出する第6面とを有する第2プリズムとを有する色分解光学系において、該第2,第4面で形成される頂角側の空気間隔が該第2,第3面で形成される頂角側の空気間隔より狭くなるように該第1プリズムと該第2プリズムを配置し、該第2,該第4面のなす角δを設定したこと。
請求項(抜粋):
対物レンズからの光束を入射させる為の第1面と該第1面より入射した光束を色成分別に該第1面方向へ反射する光束と透過する光束とに分解するダイクロイック膜を施した該第1面に対して傾きを有して配置した第2面と、該第2面そして該第1面の順で反射した光束を射出するための第3面を有する第1プリズムと、該第2面を透過した光束を微小な空気間隔を介して入射させる第4面と該第4面より入射した光束を色成分別に該第4面方向へ反射する光束と透過する光束とに分解するダイクロイック膜を施した第5面と、該第5面そして該第4面の順で反射した光束を射出するための第6面とを有する第2プリズムとの少なくとも2つのプリズムを有する色分解光学系において、該第2面と該第4面とで形成される頂角側の空気間隔の幅が該第2面と該第3面とで形成される頂角側の空気間隔の幅より狭くなるように該第1プリズムと該第2プリズムを配置し、このとき該第2面と該第4面とのなす角をδとしたとき0.5′<δ<3′となるようにしたことを特徴とする色分解光学系。
IPC (2件):
G02B 5/04 ,  H04N 9/097
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-180010

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