特許
J-GLOBAL ID:200903038516401179

電動式ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208698
公開番号(公開出願番号):特開平10-053122
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 ロータからピストン軸までの各構成部品の質量を小さくして慣性モーメントの影響を少なくし、ブレーキペダルの踏み込み時からアシスト力発生時までの作動応答性を向上させて、ブレーキング操作時のフィーリングを良好にする。【解決手段】 ブレーキペダルに連結されたプッシュロッド23の先端側にピストン軸39を介してブレーキ液圧制御機構24を連係すると共に、ケース21内に設けられた電動機26の回転力をボールねじ機構25を介してプッシュロッドに伝達する装置である。前記ピストン軸39の外周面に薄肉な外筒部40を軸方向へ摺動自在に設けると共に、ピストン軸39の前端部外周側に外筒部40の先端縁40dが衝接してアシスト力を伝達する段差面43を形成した。
請求項(抜粋):
一端部がブレーキペダルに連係したピストン推力伝達機構と、該ピストン推力伝達機構の他端部に連係されたブレーキ液圧制御機構と、前記ピストン推力伝達機構に加えられた推力をボールねじ機構を介してアシストする電動機とを備えた電動式ブレーキ倍力装置において、前記ピストン推力伝達機構のピストン軸の外周に、外筒部を軸方向へ摺動自在に設けると共に、該外筒部を前記電動機のロータの回転力によりボールねじ機構を介して軸方向へ摺動させ、かつ、前記ピストン軸と外筒部との間に、該外筒部のアシスト方向の所定のストローク位置でピストン軸にアシスト力を伝達する伝達機構を備えたことを特徴とする電動式ブレーキ倍力装置。

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