特許
J-GLOBAL ID:200903038519984663

缶用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-115191
公開番号(公開出願番号):特開平7-316664
出願日: 1994年05月27日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 工程の合理化とともに耐時効特性にも優れる缶用鋼板を製造する。【構成】 C:0.0010〜 0.0150 %、Si:0.20%以下、Mn:0.10〜 1.20 %、Nb:0.003 〜 0.020%、Al:0.020 〜 0.100%、P:0.005 〜 0.040%を含有する極低炭素スラブを、仕上げ圧延温度を600 °C〜Ar3 点として熱間圧延したのち、0.3 秒間以内に冷却を開示して30°C/秒以上の冷却速度で450 °C以下まで急冷し、300 〜450 °Cでコイルに巻取って表面スケール厚さを2μm 以下とし、ついで連続焼鈍によりフェライト単相域での再結晶焼鈍とスケールの還元を行ったのち2〜90%の冷間圧延を施す。
請求項(抜粋):
C:0.0010 mass %以上、 0.0150 mass%以下、Si:0.20 mass %以下、Mn:0.10 mass %以上、 1.20 mass%以下、Nb:0.003 mass%以上、 0.020 mass%以下、Al:0.020 mass%以上、 0.100 mass%以下、P:0.005 mass%以上、 0.040 mass%以下、S:0.015 mass%以下及びN:0.0050 mass %以下を含有し、残部は鉄及び不可避的不純物の組成になる極低炭素鋼スラブを素材として、仕上げ圧延温度が600 °C以上、Ar3 変態点以下の範囲で熱間圧延を終了したのち、0.3 秒間以内に冷却を開始して30°C/秒以上の冷却速度で450 °C以下の温度まで冷却し、300 °C以上、450 °C以下の温度範囲でコイルに巻取って生成する表面スケール厚さを2μm 以下とし、ついで連続焼鈍炉にて再結晶温度以上のフェライト単相温度域で再結晶焼鈍と表面スケールの還元を行ったのち、圧下率2〜90%の範囲の冷間圧延を施すことを特徴とする缶用鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12

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