特許
J-GLOBAL ID:200903038520009356

光ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247107
公開番号(公開出願番号):特開平9-091723
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 対物レンズアクチェータと光学系の全体を薄型化し、しかも情報ディスクの半径方向から光ビームが入射するものと、光ビームが情報ディスクの接線方向に配置されたものの双方に共用が可能な光ヘッド装置を実現する。【解決手段】 ほぼ六角形の平面形状をしたレンズホルダ53はアクチェータベース43に又字状をした上下2本のワイヤバネ51、52によって上下動ならびに回動自在に支持されている。レンズホルダ53の2つの側壁には、トラッキングコイル58とフォーカスコイル59が配置され、アクチェータベース43の対向する位置には磁石44〜47が配置されている。対物レンズ56の下には水平方向に広く開口した空間が配置されており、この部分に図示しない45度ミラーをレンズホルダ53と非接触に配置することで、上下方向(紙面に垂直方向)の装置の厚さを薄くすることができる。
請求項(抜粋):
水平に配置された上板と、この上板の互いに反対側に位置する2つの端部にそれぞれ上端部を位置させた互いに平行な2つの側壁と、これらの側壁の外周部にそれぞれ配置されたトラッキングコイルおよびフォーカスコイルとを備えたレンズホルダと、線状部材のほぼ中央に位置する所定長の部分の両端を折り曲げて残りの部分をクロスさせ全体として又字状の形状にしたものであって、前記中央に位置する所定長の部分をレンズホルダの所定位置に高さを異にしてそれぞれほぼ水平となるように固定し、1つの線状部材ごとに存在する2つの端部をレンズホルダ以外の対応するそれぞれの位置に固定することでこのレンズホルダを水平方向に回動自在とすると共に上下方向に移動自在とした複数本のワイヤバネと、前記上板における前記レンズホルダの回動中心から隔たった位置に前記上下方向を光軸の上下方向と一致させて配置された対物レンズと、前記レンズホルダのトラッキングコイルとフォーカスコイルが配置された2つの側壁とそれぞれ対向する位置にこれらのコイルと非接触な状態で固定され、これらのコイルの励磁によって前記レンズホルダに回転方向あるいは上下方向の力を生じさせる磁界を発生する磁石と、前記上板の対物レンズが配置されたその下の空間に前記レンズホルダと非接触な位置関係で固定され、上板と平行に進行してきた光ビームを偏向させてこの対物レンズに導く偏向手段とを具備することを特徴とする光ヘッド装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-138628

前のページに戻る