特許

J-GLOBAL ID：200903038526586258

カラー画像形成装置

発明者： 小林 哲也
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 近島 一夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-269521
公開番号（公開出願番号）：特開2001-092213
出願日： 1999年09月22日
公開日（公表日）： 2001年04月06日
要約：

【要約】【課題】 トナー像の良好な定着性と色再現性とを実現する。【解決手段】 少なくとも2つの色成分信号の画像領域の重なり部分である重複領域を抽出する領域抽出部55〜58等と、これらによって抽出された注目画素における各色成分信号の濃度信号を、各成分信号ごとにあらかじめ設定されている比較テーブル64と比較する重複領域濃度比較部63と、その比較結果に応じてトナー像の定着時の熱量を制御するシステムコントローラとを備える。比較結果が「過剰」の場合、過剰信号がシステムコントローラに供給され、定着装置の定着温度を通常状態の170°Cから180°Cに変更する。これにより、通常状態では定着性の悪い、M色80%〜100%とC色80%〜100%の重なり画像でも良好な定着性が得られた。

請求項（抜粋）：

色成分信号に基づいて像担持体表面に静電潜像を形成する工程と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する工程と、前記トナー像を中間転写体に転写する工程とを複数の色のトナーについて繰り返して前記中間転写体上で複数色のトナー像を重ね合わせ、その後、前記中間転写体上の複数色のトナー像を転写材に転写し、前記転写材を加熱して前記トナー像を定着させるカラー画像形成装置において、少なくとも2つの色成分信号の画像領域の重なり部分である重複領域を抽出する重複領域抽出手段と、前記重複領域抽出手段によって抽出された注目画素における各色成分信号の濃度信号を、各成分信号ごとにあらかじめ設定されている濃度テーブルと比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記トナー像の定着時の熱量を制御する制御手段と、を備えた、ことを特徴とするカラー画像形成装置。

IPC (3件)：

G03G 15/01 114 ,  G03G 15/01 ,  G03G 15/20 109

FI (3件)：

G03G 15/01 114 A ,  G03G 15/01 K ,  G03G 15/20 109

Fターム (14件)：

2H030AD04 ,  2H030AD12 ,  2H030AD13 ,  2H030AD18 ,  2H030BB02 ,  2H030BB42 ,  2H033AA11 ,  2H033BA30 ,  2H033BB01 ,  2H033BB28 ,  2H033CA07 ,  2H033CA18 ,  2H033CA30 ,  2H033CA48