特許
J-GLOBAL ID:200903038529397405

電子機器用コイル部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011512
公開番号(公開出願番号):特開平8-203751
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 磁心の磁歪及び磁力による強制振動等によるコイル部品本体の振動及び振動音を低減する電子機器用コイル部品を提供する。【構成】 E形磁心8、9は側磁脚12、13同士が対向して合わせ目Sで密着接合し、側面部を接着剤19で接着固定されている。コイルボビン25は垂直方向の寸法がE形磁心の長さとの関係で僅かに短くなっており、上鍔22とE形磁心8のヨーク部14の内側面との間には通電時に生じる振動振幅Wより大きな隙間Cが設けられている。またE形磁心9のヨーク部14の内側面とコイルボビンの下鍔23の底面は接着剤29により密着固定されている。故に、下側のE形磁心9はヨーク部14及び中央磁脚11が振動の固定端となり、上側のE形磁心8は上鍔22との間に振動振幅幅Wより大きな隙間Cがあるので、強制振動が発生してもE形磁心8が上鍔22に接触することはない。
請求項(抜粋):
内側にE形磁心の中央磁脚が嵌挿される嵌挿孔が形成されるとともに外側に巻線が捲回される直立の巻枠本体と、該巻枠本体を上下両端にて狭装する上鍔及び下鍔と、前記下鍔に配設された電極端子と、を有するコイルボビンに巻線を施して前記電極端子に半田接続するとともに、二個のE形磁心を前記コイルボビンに上下向かい合わせに装着することにより日形閉磁路が構成される電子機器用コイル部品において、前記コイルボビンの上側のE形磁心と下側のE形磁心との接合を側磁脚の合わせ目側面で接着剤にて固定するとともに上側のE形磁心の中央磁脚と側磁脚とを連結するヨーク部とコイルボビンの上鍔との間に通電時に生じるE形磁心の振動振幅より大きな隙間を設け、且つ下側のE形磁心のヨーク部内側面とコイルボビンの下鍔底面が接着剤によって接着固定されていることを特徴とする電子機器用コイル部品。
IPC (3件):
H01F 27/30 ,  H01F 27/26 ,  H01F 27/33

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