特許
J-GLOBAL ID:200903038538043489

制振構造物および連結梁の接合部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014168
公開番号(公開出願番号):特開平7-216984
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 複数の構造体の上層部を連結梁で連結した簡単な構造で、設計が容易で、特別なメンテナンスを必要としない経済的な制振構造物およびこれに適した連結梁の接合部を提供する。【構成】 所定間隔をおいて建設した水平剛性が異なる2つの構造体(建物)1,2の頂部を所定のバネ定数を有する連結梁3で連結する。連結梁3は両端をヒンジ結合または剛結合により、両構造体1,2の頂部に結合する。連結梁3のバネ定数K<SB>h </SB>と水平剛性の小さい方の構造体2の水平方向のバネ定数K<SB>v </SB>との比(K<SB>h </SB>/K<SB>v </SB>)は、各構造体1,2が本来的に有する固有の振動特性を消失させることなく連成系を構成し、地震時における構造体1,2間の振動を相互に干渉させて振動を抑制可能な範囲、すなわち、1<K<SB>h </SB>/K<SB>v </SB><10<SP>4 </SP>、好ましくは、10<SP>2 </SP><K<SB>h </SB>/K<SB>v </SB><10<SP>3 </SP>とする。
請求項(抜粋):
水平剛性の異なる複数の構造体を所定間隔をおいて配置し、各々の構造体の上層部間を単一または複数の連結梁により相互に連結することで連成系を構成してなり、前記連結梁のバネ定数K<SB>h </SB>と連結梁が連結する構造体のうち水平剛性の小さい方の構造体の水平方向のバネ定数K<SB>v </SB>との比(K<SB>h </SB>/K<SB>v</SB>)を、1<K<SB>h </SB>/K<SB>v </SB><10<SP>4</SP>となるようにしたことを特徴とする制振構造物。
IPC (2件):
E04B 1/18 ,  E04H 9/02 351

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