特許
J-GLOBAL ID:200903038544260017
新規樹脂結合材薄刃砥粒工具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-101698
公開番号(公開出願番号):特開2003-300163
出願日: 2002年04月03日
公開日(公表日): 2003年10月21日
要約:
【要約】【課題】砥粒等が均一に分散し、樹脂結合材薄刃砥粒工具(ブレード)の切断加工精度を損なうことなく、切れ味が良く、摩耗量の少ない、研削時に高温発熱を伴うようなより過酷な加工条件下でも長期間性能を確保することのできる、樹脂結合材薄刃砥粒工具及びその製造用の流動性樹脂結合材組成物を提供する。【解決手段】流動性樹脂結合材組成物に対し、充填材として、流動性樹脂結合材組成物に配合すべき超砥粒の平均粒子径の0.1〜10%の平均粒子径である略球状の小さい無機質充填材の少なくとも1種と、前記小さい無機質充填材の平均粒子径の小さくとも3倍かつ前記超砥粒の平均粒子径の大きくとも80%の平均粒子径である略球状の大きい無機質充填材の少なくとも1種を含有させる。このような特定の無機質充填材を含有する流動性樹脂結合材組成物を使用して、上記目的とする樹脂結合材薄刃砥粒工具を容易に製造することが可能である。
請求項(抜粋):
超砥粒を樹脂結合材で保持した薄板状の砥粒保持部を有する樹脂結合材薄刃砥粒工具であって、前記超砥粒の平均粒子径が、10〜100μmであり、前記砥粒保持部の樹脂結合材が、少なくとも2種類の充填材と、硬化性の異なる、少なくとも2種類のカチオン重合性樹脂と、これ等の樹脂の重合開始剤として、カチオン重合触媒とを含有する流動性樹脂結合材組成物を、低温度の硬化工程と高温度の硬化工程に付して製造され、前記少なくとも2種類の充填材が、前記超砥粒の平均粒子径の0.1〜10%の平均粒子径である略球状の小さい無機質充填材の少なくとも1種類と、前記小さい無機質充填材の平均粒子径の少なくとも3倍かつ前記超砥粒の平均粒子径の大きくとも80%の平均粒子径である略球状の大きい無機質充填材の少なくとも1種類とを含む充填材であり、前記少なくとも2種類のカチオン重合性樹脂が、少なくとも1種類の環状脂肪族エポキシ樹脂と、グリシジルエーテル樹脂並びに環状脂肪族エポキシ樹脂及びグリシジルエーテル樹脂のそれぞれに似た構造を持つ樹脂のいずれか1種類以上であることを特徴とする樹脂結合材薄刃砥粒工具。
IPC (5件):
B24D 3/28
, B24D 3/00 320
, B24D 3/02
, B24D 3/02 310
, B24D 3/34
FI (6件):
B24D 3/28
, B24D 3/00 320 B
, B24D 3/02 A
, B24D 3/02 310 A
, B24D 3/02 310 B
, B24D 3/34 A
Fターム (12件):
3C063AA02
, 3C063BB02
, 3C063BB07
, 3C063BB19
, 3C063BC03
, 3C063BC08
, 3C063BD01
, 3C063BD04
, 3C063EE31
, 3C063FF01
, 3C063FF22
, 3C063FF23
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