特許
J-GLOBAL ID:200903038557364237

遠心式送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294547
公開番号(公開出願番号):特開平5-195995
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 遠心式ファンより径外方向へ吹き出された空気の流れをスムーズにして吐出流路内の圧力損失および騒音を著しく低下させることを可能にする。【構成】 遠心式ファン2の周囲を囲んで渦巻き状の吐出流路3を形成するスクロールケーシング4の空気取入口7を形成した上側板8と対向する下側板9に、遠心式ファン2の下側端に対向する対向部13、外周壁10側に渦巻き状の傾斜平板部14、および対向13と傾斜平板部14とを連結し、遠心式ファン2の軸方向に対して所定に傾斜角度θだけ傾けた傾斜連結部15を形成した。そして、傾斜連結部15の傾斜角度θを、遠心式ファン2より径外方向へ吹き出される空気の吹出角度に対応して設定することによって、吐出流路3内の流れをスムーズにして吐出流路3の吐出口11へ送り出すようになった。
請求項(抜粋):
吸引した空気を径外方向へ吹き出す遠心式ファンと、この遠心式ファンを囲んで渦巻き状の吐出流路を形成すると共に、前記遠心式ファンの軸方向の一端側に空気取入口を形成した第1の側壁、この第1の側壁に対向する第2の側壁、および前記第1の側壁の外周端と前記第2の側壁の外周端とを連結する外周壁よりなるスクロールケーシングとを備えた遠心式送風機において、前記第2の側壁は、前記遠心式ファンの軸方向の他端側に位置する円環状部と、最も前記外周壁側において前記外周壁に対して略直交して設けられ、前記吐出流路の出口に向かって前記吐出流路の流路面積を徐々に拡大させる渦巻き状の傾斜平板部と、前記遠心式ファンの軸方向に対して傾斜して設けられ、前記円環状部の外周端と前記傾斜平板部の内周端とを連結する傾斜連結部とを有することを特徴とする遠心式送風機。
IPC (2件):
F04D 29/44 ,  F04D 29/66
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-145497

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