特許

J-GLOBAL ID：200903038563759855

音声合成装置

発明者： 山崎 信英
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 植本 雅治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-299753
公開番号（公開出願番号）：特開平5-108097
出願日： 1991年10月19日
公開日（公表日）： 1993年04月30日
要約：

【要約】【目的】 現実の音声の生成過程に合うように周期性信号の伝達特性とノイズ性信号の伝達特性とを互いに相違させて、品質の高い良好な合成音声を得ることが可能である。【構成】 伝達特性をそれぞれ独立に制御可能な第1,第2の合成フィルタ3,4を有し、第1の合成フィルタ3では、周期性音源1からの周期性音源信号に対し、所定のスペクトル包絡情報に基づく伝達特性により演算処理を施し、有声音声信号として出力する。一方、第2の合成フィルタ4では、ノイズ性音源2からのノイズ性音源信号に対し、所定のスペクトル包絡情報に基づく伝達特性により演算処理を施し、無声音声信号として出力する。混合部5では、第1の合成フィルタ3からの有声音声信号と第2の合成フィルタ4からの無声音声信号とを混合し音声を合成する。

請求項（抜粋）：

周期性信号とノイズ性信号を音源信号として音声の合成を行なう音声合成装置において、前記周期性信号に対する伝達特性を制御する第1の合成フィルタ手段と、前記ノイズ性信号に対する伝達特性を制御する第2の合成フィルタ手段と、前記第1の合成フィルタ手段により処理された周期性信号と前記第2の合成フィルタ手段により処理されたノイズ性信号とを混合し音声を合成する混合手段とを備えていることを特徴とする音声合成装置。