特許
J-GLOBAL ID:200903038568096005

刃部交換式エンドミル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119955
公開番号(公開出願番号):特開平10-249624
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 摩耗した刃部のみを交換することにより、工具管理の手間や、工具費および加工費を低減させることができる刃部交換式エンドミルを提供する。【解決手段】 クランプ部材6が刃部7を貫通した状態で、クランプ部材6の雄ねじ部6cを刃部支持部1cのクランプ部材螺合ねじ穴3に螺合させることにより、頭部6aの円錐状テーパー面6eを刃部7のテーパー穴7bに押付け、刃部7をクランプ部材6に対して高精度に芯合せする。そして、クランプ部材6の雄ねじ部6cが刃部支持部1cに対して若干偏心している場合でも、クランプ部材6の円柱部6bが刃部支持部1cのクランプ部材挿入穴2に嵌合することにより、クランプ部材6はシャンク部1に対して芯合せされる。結果的に、刃部7はシャンク部1に対して芯合せされた状態で固定される。刃部7が規定を超えて摩耗した場合には、エンドミル全体を交換するのではなく、刃部7のみを交換する。
請求項(抜粋):
先端面側より順次、クランプ部材挿入穴およびクランプ部材螺合ねじ穴が同心に形成されたシャンク部と、前記シャンク部の前記先端面に装着され、かつ、この先端面側より順次、クランプ部材貫通穴、および前記先端面より遠いほど径が大きくなるテーパー穴が同心に形成された刃部と、前記シャンク部の前記クランプ部材螺合ねじ穴と螺合可能な雄ねじ部、前記シャンク部の前記クランプ部材挿入穴と嵌合する円柱部、および刃部の前記テーパー穴と対応するような円錐状テーパー面を有する頭部からなるクランプ部材とを備え、前記クランプ部材が前記刃部の前記クランプ部材貫通穴を貫通した状態で、前記クランプ部材の前記雄ねじ部を前記シャンク部の前記クランプ部材螺合ねじ穴に螺合させることにより、前記頭部の前記円錐状テーパー面を前記刃部の前記テーパー穴に押付けることを特徴とする刃部交換式エンドミル。

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