特許
J-GLOBAL ID:200903038569951294

転炉製鋼における静的吹錬制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-237555
公開番号(公開出願番号):特開平6-200312
出願日: 1993年09月24日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 静的吹錬制御モデル式に含まれる不明熱量及び不明酸素量を高精度で推定し、静的吹錬制御の精度向上を図る。【構成】 転炉製鋼における操業情報 t1 〜 tn を入力とし、理論発熱量と理論吸熱量との差である不明熱量、及び理論発生酸素量と理論消費酸素量との差である不明酸素量をそれぞれ出力とするニューラルネットワークを構築し、該ニューラルネットワークを用いて不明熱量及び不明酸素量を推定する。その際、実際に操業した際の操業情報と、不明熱量及び不明酸素量とを用いてニューラルネットワークの学習を行い、該ニューラルネットワークを構成するユニット間の重み係数を修正する。
請求項(抜粋):
転炉製鋼において熱収支及び物質収支に基づいて吹込酸素量及び冷却剤投入量を決定し、吹止時の溶鋼温度及び溶鋼成分濃度を目標値に適中させる転炉製鋼における静的吹錬制御方法において、転炉製鋼における操業情報を入力とし、理論入熱量と理論出熱量との差である不明熱量、及び理論発生酸素量と理論消費酸素量との差である不明酸素量を出力とするニューラルネットワークを構築し、該ニューラルネットワークを用いて不明熱量及び不明酸素量を推定するに際し、実際に操業した際の実績操業情報と、実績不明熱量及び実績不明酸素量とを用いて上記ニューラルネットワークの学習を行い、該ニューラルネットワークを構成するユニット間の結合係数を修正することを特徴とする転炉製鋼における静的吹錬制御方法。

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