特許
J-GLOBAL ID:200903038570020580

燃料噴射装置におけるベーパーセパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249956
公開番号(公開出願番号):特開平11-082214
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ベーパーセパレータの燃料室内の燃料温度の上昇を抑止して熱間再始動性の向上と燃料経済性の向上を図る。【構成】 筐体1は、上下方向に貫通する第1室1Cと第1室1Cの外周にあって上下方向に貫通する第2室1Dとを備える。第1室1Cの上部開口1Caと第2室1Dの上部開口1Daは上部蓋体2にて閉塞され、第1室1Cの下部開口1Cbと第2室1Dの下部開口1Dbは下部蓋体12にて閉房される。筐体1の内方に密閉された第1室1Cよりなる燃料室Uが形成され、燃料室Uの外周に密閉された第2室1Dよりなる冷却水室Sが区分形成される。燃料室Uに低圧燃料流入路15、燃料排出路12S、燃料リターン通路17、エアベント通路5が開口し、冷却水室Sに冷却水が導入される。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の燃料を低圧ポンプにてベーパーセパレータ内へ供給し、ベーパーセパレータ内に貯溜せる燃料を高圧ポンプを介して燃料分配管へ給送するとともに燃料分配管に装着された燃料噴射弁より気筒に連なる吸気管内に向けて燃料を噴射し、更に、燃料分配管内の燃料圧力を制御する燃圧調整装置を備えた燃料噴射装置において、ベーパーセパレータVを、上下方向に貫通して穿設された第1室1Cと、第1室1Cと区分されるとともに第1室1Cの外周にあって、上下方向に貫通して穿設された第2室1Dとを備えた筐体1と、第1室1Cの上部開口1Caと第2室1Dの上部開口1Daとをそれぞれ隔絶して閉塞する上部蓋体2と、第1室1Cの下部開口1Cbと第2室1Dの下部開口1Dbとをそれぞれ隔絶して閉塞する下部蓋体12と、第1室1Cの上部開口1Caが上部蓋体2にて閉塞され、第1室1Cの下部開口1Cbが下部蓋体12にて閉塞され、第2室1Dと隔絶されて形成される密閉状の燃料室Uと、第2室1Dの上部開口1Daが上部蓋体2にて閉塞され、第2室1Dの下部開口1Dbが下部蓋体12にて閉塞され、前記燃料室と隔絶されて形成される密閉状の冷却水室Sと、により構成し、燃料室Uに、低圧ポンプLの吐出側に連なる低圧燃料流入路15と、高圧ポンプPの吸入側に連なる燃料排出路12Sと、燃圧調整装置Wの燃料リターン通路17と、燃料室U内の燃料液面高さに応じて空気弁座6を開閉する開閉弁装置Nを備えたエアベント通路5とを開口し、冷却水室Sに冷却水導入路16と冷却水排出路10とを開口したことを特徴とする燃料噴射装置におけるベーパーセパレータ。
IPC (2件):
F02M 37/20 ,  F01P 3/12
FI (2件):
F02M 37/20 C ,  F01P 3/12

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