特許
J-GLOBAL ID:200903038573149311

流動層装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338069
公開番号(公開出願番号):特開平8-173793
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 構造が単純であり、操作範囲が広く、操作性の良い除熱機構を有する流動層装置を提案する。【構成】 本流動層装置は、微粒子の粒径に比べて遙に大きい径の開口を有する隔壁12により上部室14と下部室16とに仕切られている。上部室は、流動化ガスを導入する手段28、30を備え、高温の微粒子からなる高温濃厚流動層32を形成する。下部室は、流動化ガスを導入する手段34、36を備え、高温濃厚流動層の微粒子と同じあってかつ低温の微粒子からなる流動層であって、高温濃厚流動層と連続する低温濃厚流動層54を形成する。更に、下部室は、冷却機構38を有し、それにより低温濃厚流動層の触媒を冷却する。以上の構成により、本流動層装置は、上部室で発生する熱を下部室の冷却機構により安定して除熱することができる。
請求項(抜粋):
流動化ガスを導入する手段を備え、高温の微粒子からなる高温濃厚流動層を形成する上部室と、流動化ガスを導入する手段を備え、高温濃厚流動層の微粒子と同じであってかつ低温の微粒子からなる低温濃厚流動層を形成する下部室と、上部室と下部室との間に配置されて両者を仕切り、かつ微粒子の粒径に比べて充分に大きい開口を有し、開口を介して高温濃厚流動層と低温濃厚流動層とを連続させる少なくとも1枚の隔壁と、及び下部室に設けられた冷却機構とを備えたことを特徴とする流動層装置。

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