特許
J-GLOBAL ID:200903038577137938

植物育成構造体及び緑化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 幸春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-295450
公開番号(公開出願番号):特開2006-101812
出願日: 2004年10月07日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】水栓の有無に関係なく植生を良好に生育可能であって、従来と比較して重量を軽くすることが可能な植物育成構造体及び緑化システムを提供すること。【解決手段】横方向に連結可能なユニットタイプの植物育成構造体1は、水11を貯留可能なトレー状の貯水パレット4と、土壌13が敷設されるトレー状の複合グリッド6とを有している。植生に吸収されなかった水分は、重力によって土壌13内を浸透降下し、さらに複合グリッド6の貫通孔67を介して落下して貯水パレット4に貯留される。また、貯水パレット4内の水11は、支柱47内の不織布及び砂による毛細管現象を利用して、複合グリッド6上の土壌13側へ自動的に揚水,供給される。このような構成によれば、水栓が設けられていない箇所(たとえば既設構造物の屋上)や、植生に対して定期的に灌水することが困難な箇所であっても、良好に植生を生育することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
複数の層から構成されており、横方向において連結可能なユニットタイプの植物育成構造体であって、 植物の生育に必要な水を貯留可能に構成されたトレー状の貯水層と、 植物の生育に必要な土壌を敷設可能に構成されており、当該土壌を支持する底板に複数の貫通孔が形成された土壌支持層と、 前記貯水層に貯留された水分を、毛細管現象を利用して、前記土壌支持層上の土壌へ自動的に供給するための水分伝達媒体と、を有しており、 前記土壌支持層は、当該土壌支持層の底面側と前記貯水層内の水面との間に空気層が形成されるように、前記貯水層の上側に積層され、 最上部の前記土壌支持層に敷設された土壌の上側に、植生層が形成されるようになっていることを特徴とする植物育成構造体。
IPC (4件):
A01G 7/00 ,  A01G 1/00 ,  A01G 9/02 ,  E04D 13/00
FI (4件):
A01G7/00 602C ,  A01G1/00 301C ,  A01G9/02 F ,  E04D13/00 Z
Fターム (21件):
2B022AB04 ,  2B022AB08 ,  2B022BA02 ,  2B022BA23 ,  2B027NC13 ,  2B027NC15 ,  2B027NC37 ,  2B027ND01 ,  2B027NE01 ,  2B027NE09 ,  2B027QA04 ,  2B027QB03 ,  2B027QB24 ,  2B027RA06 ,  2B027RA14 ,  2B027RA22 ,  2B027RA27 ,  2B027UA03 ,  2B027UA10 ,  2B027UA15 ,  2B027UA16

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