特許
J-GLOBAL ID:200903038580786343

連鋳鋳片の内質改善方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306274
公開番号(公開出願番号):特開平6-126406
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 矩形断面鋳片を製造する連続鋳造において、中心偏析、センターポロシティーの生成を防止する。【構成】 鋳片1の偏平比を1.1以上にする。2次冷却帯以降に、鋳片幅中央部該当位置に高さHが鋳片厚みの5%以上である突起部を有し、その突起部の径Lが500mm以上で、且つ、突起部の幅Wが圧下位置における鋳片の固相率0.7で定義される未凝固幅wより大きく、鋳片幅の80%以下であるロール4を1対配する。中心部固相率が0.6〜0.8の連鋳ストランドにロール対4で鋳片厚み方向に鋳片幅中央部における圧下率で10〜50%の圧下を加える。また、連鋳ストランド内の溶鋼に電磁気力を作用させ、ストランド内の溶鋼を攪拌する。【効果】 鋳片の内質欠陥の生成を防止でき、熱間及び冷間加工性の優れた鉄鋼素材の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
矩形断面鋳片を製造する連続鋳造において、該鋳片の偏平比を1.1以上にすると共に、2次冷却帯以降に鋳片幅中央部該当位置に高さHが鋳片厚みの5%以上である突起部を有し、しかもその突起部の径が500mm以上で、且つ、突起部の幅Wが圧下位置における鋳片の固相率0.7で定義される未凝固幅wより大きく、鋳片幅の80%以下であるロールを1対配し、中心部固相率が0.6〜0.8の連鋳ストランドに該ロール対で鋳片厚み方向に鋳片幅中央部における圧下率で10〜50%の圧下を加えることを特徴とする連鋳鋳片の内質改善方法。
IPC (3件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 11/20

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