特許
J-GLOBAL ID:200903038582081533

減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333475
公開番号(公開出願番号):特開平11-153200
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【目的】 構造簡単で小型、安価としながら入力軸27の回転を広範囲で減速させる。【構成】 ピストン60を他側に移動させた最高回転数時には、第1クラッチ52のみが接続状態となるため、入力軸27の回転はほぼ等速で出力されるが、移動体61をスプリング64によって一側に移動させた最低回転数時には、第2クラッチ56のみが接続状態となるため、入力軸27の回転は遊星歯車減速機構47により大幅に減速され、両者の減速比を大きく異ならせることができる。
請求項(抜粋):
駆動力を受けて回転する入力軸と、入力軸にそれぞれ回転可能に支持された入力歯車および太陽歯車と、前記入力歯車に噛み合う出力歯車と、前記太陽歯車を囲むよう設けられた内歯車と、前記太陽歯車、内歯車双方に噛み合った状態で該太陽歯車の周囲を公転しながら自転する遊星歯車と、前記遊星歯車を回転可能に支持するとともに、前記入力歯車に連結され、遊星歯車の公転と等速で回転するキャリアと、前記入力軸と入力歯車との間に介装され、接続状態のときには入力軸と入力歯車とを連結し、遮断状態のときには入力歯車を入力軸から切り離す第1クラッチと、前記入力軸と太陽歯車との間に介装され、接続状態のときには入力軸と太陽歯車とを連結し、遮断状態のときには太陽歯車を入力軸から切り離す第2クラッチと、前記第1、第2クラッチを一方が接続状態となっているときに他方が遮断状態となるよう切換える切換え手段とを備え、切換え手段により第1クラッチを接続状態に、第2クラッチを遮断状態に切換えることで、入力軸の回転を入力歯車を通じて出力歯車から出力し、一方、切換え手段により第2クラッチを接続状態に、第1クラッチを遮断状態に切換えることで、入力軸の回転を太陽歯車、内歯車、遊星歯車、キャリアからなる遊星歯車減速機構により減速した後、入力歯車を通じて出力歯車から出力するようにしたことを特徴とする減速装置。

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