特許
J-GLOBAL ID:200903038583031718

極微細組織を有する高張力熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300262
公開番号(公開出願番号):特開平9-143570
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 延性、靭性および疲労強度が極めて優れた高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】C:0.05〜 0.30 wt%、 Si:2.0 wt%以下、Mn:1.0 〜2.5 wt%、 Al:0.05wt%以下、を含み、かつTi:0.05〜0.3 wt%、 Nb:0.10wt%以下、のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼を、950〜1100°Cの温度に加熱した後、1回当りの圧下量が20%以上となる圧下を少なくとも2回以上加え、仕上げ温度がAr3変態点以上になるように熱間圧延し、Ar3変態点〜750°Cの温度範囲を20°C/sec 以上の速度で冷却し、続いて750°C未満〜600°Cの温度範囲において、5〜20sec の時間滞留させた後、再び20°C/sec 以上の速度で550°C以下の温度まで冷却し、550°C以下の温度でコイルに巻取ることにより、フェライト体積率が80%以上で、平均フェライト粒径が10μm未満の極微細組織を得る。
請求項(抜粋):
C:0.05〜 0.30 wt%、Si:2.0 wt%以下、Mn:1.0 〜2.5 wt%、Al:0.05wt%以下、を含み、かつTi:0.05〜0.3 wt%、Nb:0.10wt%以下、のうちの1種または2種を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼を、950〜1100°Cの温度に加熱した後、1回当りの圧下量が20%以上となる圧下を少なくとも2回以上加え、仕上げ温度がAr3変態点以上になるように熱間圧延し、Ar3変態点〜750°Cの温度範囲を20°C/sec 以上の速度で冷却し、続いて750°C未満〜600°Cの温度範囲において、5〜20sec の時間滞留させた後、再び20°C/sec 以上の速度で550°C以下の温度まで冷却し、550°C以下の温度でコイルに巻取ることを特徴とするフェライト体積率が80%以上で、平均フェライト粒径が10μm未満の極微細組織を有する高張力熱延鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21D 9/46 S ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (5件)
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