特許
J-GLOBAL ID:200903038592161560

共振器型弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-129841
公開番号(公開出願番号):特開平11-330904
出願日: 1998年05月13日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 共振器型弾性表面波フィルタの通過帯域幅を調整する。【解決手段】 直列アーム素子30S-1,30S-23,30S-4は、共振周波数以上と反共振周波数以下の周波数を信号をよく通し、反共振周波数以上の周波数をあまり通さない。並列アーム素子30P-12,30P-34 は、共振周波数以上と反共振周波数以下の周波数をよく通し、共振周波数以下の周波数をあまり通さない。その結果、この共振器型SAWフィルタは、並列アーム素子30P-12,30P-34 の共振周波数から直列アーム素子30S-1,30S-23,30S-4の反共振周波数までの周波数の信号を通し、帯域フィルタとして働く。圧電基板31は、電気機械結合係数が大きいので、直列アーム共振子40S-1,40S-23,40S-4及び並列アーム共振子40P-12,40P-34 の帯域幅が必要以上に広くなっている。そのため、これらの各共振子にキャパシタ50S-1,50S-23,50S-4,50P-12,50P-34を直列接続し、帯域幅を縮小して調整する。
請求項(抜粋):
所定の電気機械結合係数を有する圧電基板と、前記圧電基板上に形成され、入力信号を入力する入力端子と、前記圧電基板上に形成され、出力信号を出力する出力端子と、前記圧電基板上に形成されて前記入力端子と前記出力端子との間に直列接続され、所定のインピーダンス特性を有する弾性表面波共振子で構成された1つ又は複数の直列アーム共振子と、前記1つ又は複数の直列アーム共振子にそれぞれ1つずつ直列接続された1つ又は複数の第1のキャパシタと、前記圧電基板上に形成されて前記各直列アーム共振子に対して梯子型に接続され、所定のインピーダンス特性を有する弾性表面波共振子で構成された1つ又は複数の並列アーム共振子と、前記1つ又は複数の並列アーム共振子にそれぞれ1つずつ直列接続された1つ又は複数の第2のキャパシタとを、備えたことを特徴とする共振器型弾性表面波フィルタ。
IPC (3件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/145 ,  H03H 9/25
FI (3件):
H03H 9/64 Z ,  H03H 9/145 D ,  H03H 9/25 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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