特許
J-GLOBAL ID:200903038593131079

居眠り状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-207782
公開番号(公開出願番号):特開平10-040361
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 個人差による顔の位置が違っても居眠り状態を安定して検出する。【解決手段】 TVカメラで撮影された顔の入力画像について、顔の縦方向の画素列の濃度の局所的な高まりごとに画素を定めて第1の抽出点(A1、A2、A3、A4)とし、隣接する画素列の第1の抽出点をつなげて顔の横方向に伸びる曲線群を抽出する。この曲線群のなかから顔における眼と眉など他の部分との一般的な位置関係の特徴を利用して、眼を表わす曲線(A2)を識別して眼の位置を検出する。次いで眼の位置を含む所定領域を設定し、その中で第1の抽出点と同様に第2の抽出点を抽出するとともに、その前後(上下)に濃度の局所的な高まりの境界点を示す第3の抽出点を抽出して、この第3の抽出点のデータを基に眼の開度を検出しその開閉状態の変化から覚醒度を判定する。
請求項(抜粋):
顔の画像データを処理して居眠り状態を検出する居眠り状態検出装置において、顔画像を入力する画像入力手段と、顔の縦方向の画素列に沿って画素の濃度を検出する濃度検出手段と、前記画素列に沿う走査における濃度の局所的な高まり毎に1個ずつの画素を定めて第1の抽出点を抽出する第1のポイント抽出手段と、隣接する画素列の画素列方向に近接した前記第1の抽出点を連結して顔の横方向に伸びる曲線群を抽出する曲線群の抽出手段と、前記曲線群から眼の曲線を特定して眼の位置を検出する眼の位置検出手段と、眼を含む所定領域内で縦方向の画素列に沿って濃度の局所的な高まりごとに1個ずつの画素を定めて第2の抽出点を抽出するとともに、該第2の抽出点を含む濃度の局所的な高まりの境界点を示す第3の抽出点を抽出する第2のポイント抽出手段と、隣接する画素列の画素列方向に近接した第2の抽出点の有無により顔の横方向への連続性を判定する連続性判定手段と、連続した第3の抽出点のデータを基に眼の開度を検出する眼の開度検出手段と、前記眼の開度に基づき眼の開閉状態の変化から覚醒度を判定する覚醒度判定手段とを有することを特徴とする居眠り状態検出装置。
IPC (4件):
G06T 1/00 ,  B60R 27/00 ,  G06T 7/60 ,  G08B 21/00
FI (4件):
G06F 15/62 380 ,  B60R 27/00 ,  G08B 21/00 Q ,  G06F 15/70 350 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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