特許
J-GLOBAL ID:200903038596458036

心筋横断血管形成用デバイス及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-531940
公開番号(公開出願番号):特表2001-505442
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】心腔から心臓の壁25内に血液栄養素を供給する手段を与える心筋横断血管再生(TMR)に適した心臓の壁25内に挿入するデバイス22である。デバイス22は、、キャビティとキャビティ内に配置された側部ポート23とを含んだ中空の円筒状本体21を有している。キャビティは、心腔と流体的に連通している。側部ポート23は心臓の壁25と流体的に連通している。デバイス22の遠位および近位端領域は、デバイスを心臓の壁内に固定する手段65を与える。さらに、管状の本体40およびニードルポイント43を含んだこのデバイス22を挿入するシステム36が開示されている。TMR用の方法は、心筋組織を移動させ、あるいは、その組織中にチャネルを生成し、そして、心臓の壁内の移動させられた組織あるいはチャネルによって生成された空間内に、ステント22を配置する工程を含んでいる。
請求項(抜粋):
1.心筋横断血管再生(TMR)に適したデバイスにおいて、前記デバイスが、 心臓の壁に移植されることができ、心腔から前記心臓に壁に血液栄養素を流す ための導管を提供する本体を有することを特徴とするデバイス。2.前記本体が、心腔と流体連通するキャビティを含むことを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のデバイス。3.前記デバイスが、血栓を防止する材料から作られていることを特徴とする請 求の範囲第2項に記載のデバイス。4.前記キャビティが、血栓を防止する材料で被覆されていることを特徴とする 請求の範囲第2項に記載のデバイス。5.前記本体が、記憶金属合金から作られていることを特徴とする請求の範囲第 2項に記載のデバイス。6.前記本休が、心臓の壁の一部と流体連通するキャビティを含むことを特徴と する請求の範囲第1項に記載のデバイス。7.前記本体が剛性を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデ バイス。8.前記本体が可撓性を有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の デバイス。9.前記本体が膨張可能であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデバ イス。10.前記本体が管状をなしていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のデ バイス。11.前記管状の本体が、少なくとも1つの側部ポートを有する剛性スリーブであ ることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のデバイス。12.前記管状の本体が、スプリングであることを特徴とする請求の範囲第10項 に記載のデバイス。13.前記管状の本体が、少なくとも1つの側部ポートを有する中空スクリューで あることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のデバイス。14.前記管状の本体が、少なくとも1つの側部ポートを有する中空ワイヤースク リューであることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のデバイス。15.前記本体がキャビティを含み、前記キャビティが一方の端が閉鎖手段に終端 していることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のデバイス。16.前記本体が、前記デバイスを心臓の壁に取り付けるための手段を含むことを 特徴とする請求の範囲第1項に記載のデバイス。17.さらに、前記本体にバルブ手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のデバイス。18.さらに、前記本体にポンプ手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のデバイス。19.a.TMRによる処置のために目標とされる心臓の壁の部分を特定し、 b.心臓の壁へのアクセスを確保し、 c.TMRデバイスを心臓の壁に挿入する ことを特徴とするTMRを行う方法。20.a.TMRによる処置のために目標とされる心臓の壁の部分を特定し、 b.心臓の壁へのアクセスを確保し、 c.心臓の壁にチャネルを作り、 d.TMRデバイスを心臓の壁に挿入する ことを特徴とするTMRを行う方法。21.TMRデバイスを心臓の壁に供給するのに適した供給システムにおいて、前 記供給システムが、 a.前記TMRデバイスを支持する手段と、 b.心臓の璧を貫通する手段と、 c.心臓の壁内で前記TMRデバイスを解放する手段と を含むことを特徴とする供給システム。22.適当なTMRデバイスを心臓の壁に配置する方法において、該方法が、前記 TMRデバイスを心臓の壁に挿入することを含むことを特徴とする方法。23.前記挿入が、TMRデバイスを心臓壁に回転させて入れることによって達成 されることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。24.前記挿入が、TMRデバイスを心臓壁に押し入れることによって達成される ことを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。25.前記挿入が、機械的手段を用いることによって行われることを特徴とする請 求の範囲第22項に記載の方法。26.前記挿入が、前記TMRデバイスの挿入中に心臓の壁を広げるための栓塞子 手段を使用することによって容易にされることを特徴とする請求の範囲第22 項に記載の方法。27.前記挿入が、膨張可能な子応力を与えられたTMRデバイスを心臓の壁内に 解放することによって容易にされることを特徴とする請求の範囲第22項に記 載の方法。28.TMRステントを心臓の壁に挿入するための供給デバイスにおいて、管状の 本体がステントを支持し、前記ステントを心臓の壁に挿入することを特徴とす る供給システム。29.前記供給システムが、心臓の壁に通路を形成するためのニードルポイントを 有することを特徴とする請求の範囲第28項に記載の供給システム。30.前記供給システムが、ステントを前記通路に挿入するための手段を有するこ とを特徴とする請求の範囲第28項に記載の供給システム。31.前記管状の本体が、近位端および遠位端を有し、前記供給システムは、前記 近位端および遠位端と流体連通するチャネルを有することを特徴とする請求の 範囲第28項に記載の供給システム。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 内挿型血管補修材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-251820   出願人:テルモ株式会社
  • 特開平4-256759
  • 特表平5-504075
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