特許
J-GLOBAL ID:200903038598705871

光学的分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071306
公開番号(公開出願番号):特開平9-236606
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 簡単な操作で、タンパク質等に対する糖化物質の比率を直接測定できるようにする。【解決手段】 レーザ装置1,2からの波長λ1,λ2のレーザビームがハーフミラー6-1により同じ照射光光路におかれて、試料9の膜上に補集されているタンパク質等と色素標識糖化物質に照射される。試料9からの反射光がハーフミラー6-2で分割され、バンドパスフィルタ13,14によって波長λ1とλ2の反射光としてそれぞれ光検出素子7-1,7-2で検出され、コンピュータ10においてその検出強度の比からタンパク質等に対する糖化物質の比率が求められる。
請求項(抜粋):
次の工程(A)から(D)を含んで糖化物質の比率を測定する光学的分析方法。(A)タンパク質等とそれに糖が結合した糖化物質とを含む試料に、糖化物質のグリコシル基に結合性を有する色素D1を反応させて色素標識糖化物質を生成させる工程、(B)前記工程を経た反応液をメンブランフィルタ、精密濾過膜、限外濾過膜又は逆浸透膜によって濾過し、その反応液中のタンパク質等と色素標識糖化物質とをその膜に捕集する工程、(C)その膜に捕集されたタンパク質等と色素標識糖化物質とに、前記色素D1の吸収波長λ1及びタンパク質等の吸収波長λ2を含む光を照射し、その反射光から波長λ1及びλ2でのそれぞれの反射光強度A1及びA2を測定する工程、(D)タンパク質等による反射光強度A2に対する色素D1による反射光強度A1の比A1/A2を算出し、その比を基にして糖化物質の比率を求める工程。
IPC (7件):
G01N 33/66 ,  G01N 21/78 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/532 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/68 ,  G01N 33/72
FI (7件):
G01N 33/66 Z ,  G01N 21/78 C ,  G01N 33/53 V ,  G01N 33/532 Z ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/68 ,  G01N 33/72 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平4-506703
審査官引用 (1件)
  • 特表平4-506703

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