特許
J-GLOBAL ID:200903038599690703

位相同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-261298
公開番号(公開出願番号):特開2003-078410
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【課題】低しきい値プロセスを適用した場合に発生するリーク電流によりVCOが発振する周波数範囲であっても、VCOが所定の周波数範囲を満たすように自動調整できる位相同期回路を提供する。【解決手段】位相比較器1、チャージポンプ2、ループフィルタ3、VCO4、分周器5からなるPLL部と、VCOの周波数範囲を自動調整するキャリブレーション回路14で構成する。収束開始前に、キャリブレーション回路14の信号RstによりスイッチSW1を閉じてループフィルタ出力を接地し、開ループにする。Vcal信号によりVCO出力Foを上限又は下限周波数に設定し、その周期と基準信号Frとの周期とを比較して周波数を計測し、VCOの周波数を調整する信号Hb,Lbを更新する。信号Hb,LbはVCOが所定の周波数範囲を満たすまで更新された後、値が保持され、Rst信号によりSW1を開き、PLLを閉ループに切替えて位相同期を開始する。
請求項(抜粋):
位相比較器とチャージポンプとループフィルタと周波数可変発振回路と該周波数可変発振回路の出力を分周する分周器から成り、基準信号と該分周器の出力信号を該位相比較器において検出した位相差信号を該チャージポンプと該ループフィルタを通して該周波数可変発振回路に入力することにより、該周波数可変発振回路の発振周波数および位相が所定の値に制御される位相同期回路であって、前記周波数可変発振回路の発振周波数および位相の前記制御を開始する前に、該周波数可変発振回路の周波数可変範囲が所定の周波数範囲を満たすように該周波数可変発振回路を自動調整する調整手段を設けることを特徴とする位相同期回路。
Fターム (16件):
5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC24 ,  5J106CC31 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106CC58 ,  5J106DD08 ,  5J106DD17 ,  5J106DD32 ,  5J106EE18 ,  5J106GG01 ,  5J106GG11 ,  5J106HH01 ,  5J106KK16 ,  5J106KK32
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • VCO特性のキャリブレーション方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-287553   出願人:インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション
  • デジタル方式PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-271251   出願人:東芝マイクロエレクトロニクス株式会社, 株式会社東芝

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