特許

J-GLOBAL ID：200903038600025468

磁気ヘッドに用いられる空気ベアリングスライダ

発明者： ダニエル エー.ネペラ ,  ポール エイチ.シュミット
出願人/特許権者： リード-ライト コーポレイション
代理人 (1件)： 石田 敬 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-223707
公開番号（公開出願番号）：特開平7-153216
出願日： 1994年09月19日
公開日（公表日）： 1995年06月16日
要約：

【要約】【目的】 ディスクドライブ装置内で磁気ヘッドと共に用いられる空気式ベアリングスライダに関し、ヘッドスライダ対ディスクの境界での摩擦状態を調節してこれを最小限にすることを目的とする。【構成】 磁気ヘッド用の空気式ベアリングスライダが、テーパー部分をもつ平らな外側レールと、そのレール間に形成された凹部領域とを備えて構成される。上記レール部分の一部分にわたり硬い耐磨耗層が、当該スライダ面の残留部分の薄い残留層とともにデポジットされており、その負荷位置近傍に厚みの段差が作られる。また他の例では、サイドレール上にだけ耐磨耗層が形成される。これにより、特にディスクドライブ起動時の浮動の際、空気式ベアリングスライダと磁気ディスク間での摩擦力が調節及び最小化される。

請求項（抜粋）：

先縁エッジと後縁エッジのある空気ベアリング面を有し、前記各エッジ間で対向する第1及び第2の各サイドを規定する空気式ベアリングスライダであって、前記先縁エッジに設けられ、前記第1及び第2の各サイドの各々に隣接して配置される第1及び第2のテーパー領域と、前記第1及び第2のテーパー領域に隣接して設けられ、各々の間で中央凹部領域を規定する第1及び第2のサイドレールと、前記各サイドレールの少なくとも一部分に付着される固い耐磨耗物質と、を具備する空気式ベアリングスライダ。