特許
J-GLOBAL ID:200903038604179257

距離測定装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-143324
公開番号(公開出願番号):特開平5-312950
出願日: 1992年05月10日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 比較的簡単な構成でかつ高い分解能で対象物までの距離を測定する。【構成】 m系列発生器13から発生するm系列信号により変調されたレーザ光をレーザ・ダイオード15から対象物に向けて投射する。m系列の1ビット幅(最小パルス幅)をレーザ光が最大検出距離を往復するのに要する時間に等しく設定する。m系列を1ビット幅の範囲内でシフトすることにより多くのシフト信号を位相器31で作成する。フォトダイオード21によって受光した対象物からの反射光を表わす受光信号と上記の各シフト信号との相関をとる。これらの相関値を用いて演算装置30において最小2乗法により2つの直線を求め、その交点から対象物までの距離を算出する。受信信号の強さ等により、測定ゲインを調整し、状況に応じて正確な測定を行うようにしている。
請求項(抜粋):
符号系列を表わす信号を生成する符号系列発生手段、符号系列発生手段の出力信号により変調を行った電磁波を、対象物に向けて送信する送信手段、対象物からの反射波を受信して復調し、受信信号として出力する受信手段、送信信号によって表わされる符号系列の位相と、受信信号によって表わされる符号系列の位相のずれに基づいて、対象物までの距離を演算する処理手段、受信信号の大きさに基づいて、少なくとも送信手段の送信ゲインもしくは受信手段の受信ゲインの一方を調整するゲイン調節手段、を備えた距離測定装置。

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