特許
J-GLOBAL ID:200903038604945642

制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306741
公開番号(公開出願番号):特開平10-147228
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 構造簡単で安価な手段により、ブレーキペダル操作フィーリングの設定自由度の向上、ブレーキ操作に対する制御応答性の向上、ポンプ故障時のフェイルセーフ性能の向上を図ること。【解決手段】 マスタシリンダ1とブレーキシリンダ2とを主制動回路3で接続し、主制動回路3の途中に、ブレーキシリンダ2への供給作動およびマスタシリンダ1への還流作動を行うギヤポンプ6を設け、ギヤポンプ6と並行してバイパス回路7を主制動回路3に接続し、バイパス回路7にオリフィス8を設け、ポンプ6およびオリフィス8に並行して直通回路9を設け、直通回路9にチェック弁10を設け、ブレーキペダル操作に対応するブレーキシリンダ液圧、すなわちブレーキフィーリングを、マスタシリンダ圧とギヤポンプ6の吐出量とオリフィス8の内径とで設定できるようにした。
請求項(抜粋):
ブレーキ液が溜められた液源と、車輪の制動作動を行う制動作動部とが主制動回路で接続され、この主制動回路の途中に、ブレーキ液をマスタシリンダ側から制動作動部側へ送る供給作動およびその逆に制動作動部側からマスタシリンダ側へ送る還流作動を行うポンプが設けられ、このポンプと並行して、一端が主制動回路のポンプよりもマスタシリンダ側に接続されている一方で、他端が主制動回路のポンプよりも制動作動部側に接続されたバイパス回路が設けられ、このバイパス回路の途中に流量を制限するオリフィスが設けられていることを特徴とする制動装置。

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