特許

J-GLOBAL ID：200903038605273281

測光機能を兼ね備えた焦点検出装置

発明者： 青柳 英彦 ,  日下 洋介
出願人/特許権者： 株式会社ニコン
代理人 (1件)： 永井 冬紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-164185
公開番号（公開出願番号）：特開平10-010422
出願日： 1996年06月25日
公開日（公表日）： 1998年01月16日
要約：

【要約】【課題】 感度の異なる複数のイメージセンサーの出力に基づいて焦点検出演算と測光演算を行なう。【解決手段】 互いに感度の異なる第1および第2のイメージセンサーS,Bを接近して配置し、撮影レンズを通過した被写体からの一対の光束をそれら第1および第2のイメージセンサーS,Bに導き、第1および第2のイメージセンサーS,B上に一対の被写体像を形成する。そして、第1および第2のイメージセンサーS,Bの内の一方のイメージセンサーの出力を用いて焦点検出演算を行ない、他方のイメージセンサーの出力を用いて測光演算を行なうようにした。これにより、焦点検出の応答性を低下させることなく、また記憶容量を増加することなく、焦点検出と測光のそれぞれに最適なイメージセンサー出力を用いて、焦点検出と測光を同時に行なうことができる。

請求項（抜粋）：

一対の被写体像の光強度分布に応じた信号を出力する第1のイメージセンサーと、前記第1のイメージセンサーの近傍に配置され、且つ前記第1のイメージセンサーと感度の異なるイメージセンサーであって、一対の被写体像の光強度分布に応じた信号を出力する第2のイメージセンサーと、撮影レンズを通過した被写体からの一対の光束を前記第1および第2のイメージセンサー上へ導き、前記各イメージセンサー上に一対の被写体像を形成する焦点検出光学系と、前記第1および第2のイメージセンサーの内の一方のイメージセンサーの出力信号を用いて焦点検出演算を行ない、他方のイメージセンサーの出力信号を用いて測光演算を行なう演算手段とを備えることを特徴とする測光機能を兼ね備えた焦点検出装置。

IPC (3件)：

G02B 7/34 ,  G03B 13/36 ,  G03B 7/08

FI (3件)：

G02B 7/11 C ,  G03B 7/08 ,  G03B 3/00 A