特許
J-GLOBAL ID:200903038614667993

デュアルギャップ用リニアボイスコイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-347315
公開番号(公開出願番号):特開平9-163495
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 ボイスコイルの振幅に係わらず駆動力を一定に保つための従来例では、1つの磁気ギャップに上下のボイスコイルを挿入配置しており、駆動力の効率が悪い。【解決手段】 マグネット1,板厚Tpのトッププレート2,板厚Tpのボトムプレート3,ヨーク4からなるデュアルギャップ磁気回路のギャップ5にデュアルギャップ用リニアボイスコイル7を挿入配置する。上部ボイスコイル7aと下部ボイスコイル7bの巻巾Lcは板厚Tpと同じかより小さく、かつ、互いに巻き方向は逆である。上部磁気ギャップ5a内の上部ボイスコイル7aの下部部分と下部磁気ギャップ5b内の下部ボイスコイル7bの上部部分との合計が巻巾Lcと等しくすることによって、振幅の如何に係わらず2つの磁気ギャップ5a,5b内のボイスコイルの巻巾合計は一定であり、デュアルギャップ用リニアボイスコイル7の駆動力の変動はなく、かつ、効率が一段と向上する。
請求項(抜粋):
マグネット(1)の上部と下部に板厚が同じであるトッププレート(2)とボトムプレート(3)を各々設置し、これらの外周にヨーク(4)を設置して上部磁気ギャップ(5a)と下部磁気ギャップ(5b)を有するギャップ(5)を形成するデュアルギャップ磁気回路を設け、このギャップ(5)内に挿入配置されるデュアルギャップ用リニアボイスコイル(7)において、互いに接続されており、同じ巻巾で巻き方向が逆である上部ボイスコイル(7a)と下部ボイスコイル(7b)からなり、巻巾がトッププレート(2)の板厚と同じかより小さく、上部磁気ギャップ(5a)内に挿入されている上部ボイスコイル(7a)の下部部分と下部磁気ギャップ(5b)内に挿入されている下部ボイスコイル(7b)の上部部分との巻巾が同じで、かつ、合計が一方のボイスコイルの巻巾と同じであることを特徴とするデュアルギャップ用リニアボイスコイル。
IPC (3件):
H04R 9/04 102 ,  H04R 9/04 104 ,  H04R 9/02 102
FI (3件):
H04R 9/04 102 ,  H04R 9/04 104 A ,  H04R 9/02 102 B

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