特許
J-GLOBAL ID:200903038618139509
コージェネレーションシステムの出力切換制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-328758
公開番号(公開出願番号):特開平6-146811
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 コ-ジェネレーションシステムの経済運転を可能にする。【構成】 商用電源1とコ-ジェネレーションシステム2の電気出力3aとを切換器5で、コ-ジェネレーションシステム2の熱交換噐8と温水ボイラ9の熱交換噐10との通水路7を切換弁11で、それぞれ切り換えて電気負荷6及び熱負荷12に供給する。 電気負荷6の負荷消費量Wdを電気負荷検出器13で、コ-ジェネレーションシステム2と温水ボイラ9との燃料流量Ffを燃料流量検出器14で検出し、その電気料金と燃料費とをそれぞれ商用電力によって換算して計算部15で計算する。 電気料金が燃料費よりも高い場合にのみ、コ-ジェネレーションシステム2を自動運転するとともに切換器5と切換弁11とを発電機3側及び熱交換噐8側に切り換えて、電気出力3aと排熱利用温水2aとを電気負荷6及び熱負荷12に接続供給する。
請求項(抜粋):
商用電源(1)の供給電力(1a)とコージェネレーションシステム(2)の発電機(3)の電気出力(3a)とを、上記コージェネレーションシステム(2)の制御器(4)に連携させた切換器(5)で切り換えて、電気負荷(6)に上記商用電源(1)の供給電力(1a)と上記コージェネレーションシステム(2)の発電機(3)の電気出力(3a)との何れかを選択的に供給するとともに、通水路(7)を、上記コージェネレーションシステム(2)の熱交換器(8)と温水ボイラ(9)の熱交換器(10)との何れかに、上記制御器(4)に連携させた切換弁(11)で切り換えて、熱負荷(12)に上記コージェネレーションシステム(2)の排熱利用温水(2a)と上記温水ボイラ(9)の加熱温水(9a)との何れかを供給するように構成したコージェネレーションシステムの出力切換制御装置において、前記切換器(5)と前記電気負荷(6)との間に、その電気負荷(6)の負荷消費量(Wd)を検出する電気負荷検出器(13)を介在させ、前記コージェネレーションシステム(2)と前記温水ボイラ(9)とに、その燃料流量(Ff)を検出する燃料流量検出器(14)を設け、上記電気負荷検出器(13)と上記燃料流量検出器(14)とを前記コージェネレーションシステム(2)の制御器(4)に連携し、上記コージェネレーションシステム(2)に、上記電気負荷検出器(13)が検出した上記負荷消費量(Wd)を電気料金として、又、上記燃料流量検出器(14)が検出した上記燃料流量(Ff)を燃料費として、それぞれ商用電力によって換算して計算する計算部(15)を設け、前記制御器(4)は、上記計算部(15)が計算した上記電気料金が上記燃料費よりも高い場合は、上記コージェネレーションシステム(2)を自動的に運転するとともに、前記切換器(5)と前記切換弁(11)とをそのコージェネレーションシステム(2)の発電機(3)側及び熱交換器(8)側に切り換える事により、その電気出力(3a)と排熱利用温水(2a)とを前記電気負荷(6)及び前記熱負荷(12)に接続供給し、上記電気料金が上記燃料費よりも低い場合には、上記切換器(5)と上記切換弁(11)とを前記商用電源(1)側及び前記温水ボイラ(9)の熱交換器(10)側に切り換える事により、その供給電力(1a)と加熱温水(9a)とを上記電気負荷(6)及び上記熱負荷(12)に接続供給するとともに、前記コージェネレーションシステム(2)を自動的に運転停止させるように構成したことを特徴とするコージェネレーションシステムの出力切換制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
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