特許
J-GLOBAL ID:200903038619956004

CDMA通信方式及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069867
公開番号(公開出願番号):特開平7-254867
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 各移動局から基地局への通信における伝幡距離の違いによる拡散パターンの位相ずれを補正することができるようにして、通信感度の向上を図ったCDMA通信方式及び方法を提供する。【構成】 受信手段側に、拡散パターン発生部23、同期部24、及び拡散復調部25を有し、送信手段側に、拡散変調部13を有する基地局1と、受信手段側に、拡散パターン発生部42、同期部43、及び拡散復調部44を有し、送信手段側に、拡散変調部55を有する移動局4とを備えるCDMA通信方式において、基地局1に、拡散パターン発生部23からの拡散パターンPと受信スペクトル拡散信号S4との同期のずれを示す遅延情報Dを同期部24から得、この遅延情報Dを送信信号S1に挿入する遅延情報作成手段32,34を設け、移動局4に、基地局1からの遅延情報Dに基づいて拡散変調部55の拡散変調動作を速める送信同期制御手段58,59,60を設けた。
請求項(抜粋):
受信手段側に、一定のタイミングで拡散パターンを発生する第一の拡散パターン発生部と、受信されたスペクトル拡散信号の受信タイミングに合せて拡散パターンを出力する第一の同期部と、この第一の同期部からの拡散パターンよって上記受信スペクトル拡散信号を拡散復調する第一の拡散復調部とを有し、送信手段側に、上記第一の拡散パターン発生部からの拡散パターンによって送信信号を拡散変調してスペクトル拡散信号を送信する第一の拡散変調部を有する基地局と、受信手段側に、一定のタイミングで拡散パターンを発生する第二の拡散パターン発生部と、上記基地局から受信したスペクトル拡散信号の受信タイミングに合せて上記拡散パターンを出力する第二の同期部と、この第二の同期部からの拡散パターンにより上記受信スペクトル拡散信号を拡散復調する第二の拡散復調部とを有し、送信手段側に、上記第二の拡散パターン発生部からの拡散パターンを用いて送信信号を拡散変調してスペクトル拡散信号を上記基地局に送信する第二の拡散変調部を有する移動局と、を備えるCDMA通信方式において、上記基地局に、上記第一の拡散パターン発生部からの拡散パターンと上記受信スペクトル拡散信号との同期のずれを示す遅延情報を上記第一の同期部から得、この遅延情報を上記送信信号に挿入する遅延情報作成手段を設け、上記移動局に、上記基地局からの遅延情報に基づいて、上記第二の拡散変調部の拡散変調動作を速める送信同期制御手段を設けた、ことを特徴とするCDMA通信方式。

前のページに戻る