特許
J-GLOBAL ID:200903038620961453

画像パターン識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125173
公開番号(公開出願番号):特開平9-305768
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】硬貨の画像の模様を識別する精度を下げずに模様情報量を圧縮して演算量を減らし、識別を高速化する。【解決手段】画像検出手段1で撮像しA/D変換して得た硬貨の濃淡画像を手段2に記憶する一方、この画像から手段3にて硬貨の直径を検出し手段4にてその金種を判断する。2値化手段6は予め金種別白黒比記憶手段5に記憶した当該金種の最適しきい値で濃淡画像から硬貨表面の汚れや錆の影響の少ない2値化画像を取出す。2値化画像から手段7は硬貨の回転に無関係の同心円パタ-ンを、手段8は回転に関係するが直列データの円周パタ-ンを夫々切出す。手段11は手段9,10に予め記憶した基準硬貨の同心円パタ-ンの平均値や分散・共分散を用い類似度(相関係数やマハラノビス距離)を求めて識別し、手段12と15は手段13,14に同じく記憶した円周パタ-ンの平均値や分散・共分散を用い類似度を求めて硬貨の回転角を補正し識別する。
請求項(抜粋):
円形の輪郭を持つ平面上に模様が有る未知の種類の被識別物体の模様面を撮像しA/D変換して、その濃淡画像を記憶し、この濃淡画像又は2値化手段を介してこの濃淡画像を所定のしきい値で2値化してなる2値化画像から、被識別物体がこの物体と同様に模様面を持つ特定の1又は複数の種類の基準物体の何れかに該当するか否かを識別する画像パタ-ン識別装置において、前記濃淡画像から前記円形の輪郭の径を検出する径検出手段、被識別物体の前記濃淡画像又は2値化画像における円形の輪郭と同心の円周上の画素値の平均値を、この円周の径の大きさの順に、径の所定区間にわたって求めてなるデータ群としての同心円パタ-ンと、前記の検出された輪郭の径に最も近い径の輪郭を持つ基準物体としての同径基準物体の模様面の濃淡画像又は2値化画像から予め求めた、対応する同心円パタ-ンとの相関値を算出する第1の識別演算手段を備え、前記の識別を行うようにしたことを特徴とする画像パターン識別装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G07D 5/02 101
FI (3件):
G06F 15/62 450 ,  G07D 5/02 101 ,  G06F 15/70 460 B

前のページに戻る