特許
J-GLOBAL ID:200903038624588811
共重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139813
公開番号(公開出願番号):特開平6-329703
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 重合反応時に、ゲル状ポリマーの生成が少なく、長時間の連続重合運転が可能であり、成形品の表面外観性、熱安定性、耐薬品性および透明性に優れた、アクリロニトリル含有率の高い、スチレン-アクリロニトリル系共重合体の製造方法を提供する。【構成】 2基以上の重合器を連結した重合装置を用いて、1基目の重合器に、シアン化ビニル化合物30〜90重量%、芳香族ビニル化合物10〜70重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体0〜30重量%からなる単量体を供給し、重合転化率が30〜80重量%まで重合し、この反応物を第2基目以降のいずれかの少なくとも1つの重合器へ供給する際に、供給する反応物中に存在する未反応単量体中のシアン化ビニル化合物の含有率を特定範囲になるように、芳香族ビニル化合物を添加して重合反応を行う、アクリロニトリル含有率の高いスチレン-アクリロニトリル系共重合体の連続的製造方法。
請求項(抜粋):
シアン化ビニル化合物の含有率が33〜85重量%、芳香族ビニル化合物の含有率が15〜67重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体の含有率が0〜30重量%である共重合体を、溶液重合および/または塊状重合で製造する方法であって、2基以上の重合器を連結した重合装置を用い、第1基目の重合器にシアン化ビニル化合物30〜90重量%(この割合を「a重量%」とする)、芳香族ビニル化合物10〜70重量%およびこれらと共重合可能な他の単量体0〜30重量%からなる単量体を連続的にまたは回分的に供給し、第1基目の重合器の出口の反応物の重合転化率が30〜80重量%まで重合し、次いで第2基目以降のいずれかの少なくとも1つの重合器へ供給する際に、芳香族ビニル化合物を添加して、反応物中に存在する未反応単量体中のシアン化ビニル化合物の含有率がa重量%±20重量%の範囲になるようにし、第2基目以降の重合器で重合転化率が50重量%以上になるように重合する、ことを特徴とする共重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 2/00 MAE
, C08F 2/00 MDB
, C08F 20/30 MMG
, C08F212/10 MJV
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