特許
J-GLOBAL ID:200903038646356159

加速スリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147840
公開番号(公開出願番号):特開平8-014075
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 駆動トルク抑制制御によっても車両が良好に発進,加速しない場合に、迅速に駆動トルク抑制制御を緩和し得る加速スリップ制御装置を得る。【構成】 アクセルペダルが踏み込まれ、かつ、車体速度VSOが設定値V2 より低いとき(S301,302)、左右各々の駆動輪と非駆動輪との回転数差の累積値のうち大きい方が設定値を超えれば駆動トルク抑制制御を禁止する(S303,304)。累積値が設定値を超えれば直ちに禁止されるため、駆動輪が深雪,ぬかるみ等から脱出し得なくなる前に駆動輪に十分な駆動力が与えられ、脱出が可能になる。また、累積値は、駆動トルク抑制制御により車両が良好に発進,加速する場合に回転数差の累積値が設定値を超える時間よりは短い一定時間の回転数差が積算されたものであり、駆動トルク抑制制御により車両が良好に発進,加速しているのに駆動トルク抑制制御が禁止されてしまう過ちが回避される。
請求項(抜粋):
駆動輪の駆動トルクを制御する駆動トルク抑制装置と、その駆動トルク抑制装置を制御して駆動輪のスリップ率をほぼ適正値に保つ駆動トルク抑制装置制御手段とを含む加速スリップ制御装置において、アクセル操作部材の操作を検出するアクセル操作検出手段と、車体速度を検出する車体速度検出手段と、少なくとも、前記アクセル操作検出手段により前記アクセル操作部材の操作が検出され、かつ、車体速度が設定速度以下の状態において、駆動輪のスリップ量とスリップ率との少なくとも一方の累積値が設定値を超えたときに前記駆動トルク抑制装置制御手段に駆動トルクの抑制を緩和させる駆動トルク抑制緩和手段とを設けたことを特徴とする加速スリップ制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 311 ,  B60K 41/20 ,  B60T 8/58 ,  F02D 41/22 310

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