特許
J-GLOBAL ID:200903038647237188

(メタ)アクリル系及びビニル系単量体を制御下でラジカル重合又は共重合する方法並びに該方法によって得られる(共)重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088556
公開番号(公開出願番号):特開平10-114803
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 重合体鎖の分子量の分布を制御でき、しかも低温で、水性媒質中で、かつ工業的規模で実施可能なラジカル重合法又は共重合法、並びに該方法によって得られる(共)重合体の提供。【解決手段】 (メタ)アクリル系及び/又はビニル系単量体を以下の物質を含む開始系の存在下で、バルク中、溶液中、乳濁液中、又は懸濁液中でラジカル重合又は共重合させる。・ブロモフルオレン以外の少なくとも1つのラジカル発生剤、及びPd(0)L1L2L3L4〔L1、L2、L3、及びL4は配位子を表し、配位子は、PRR’R”、P(OR)(OR’)(OR”)などを示し、R、R’、R”は、C1-C14アルキル基を示す。〕で表される0酸化状態のパラジウム錯体から成る少なくとも1つの触媒。
請求項(抜粋):
(メタ)アクリル系及び/又はビニル系単量体を制御下でラジカル重合又は共重合する方法であって、0°C程度に低くてもよい温度において、ブロモフルオレン以外の少なくとも1つのラジカル発生剤と、以下の式(I):Pd(0)L1L2L3L4〔式中、L1、L2、L3、及びL4はそれぞれ配位子を表し、同じであっても異なっていてもよく、これらの配位子は、PRR’R”、P(OR)(OR’)(OR”)、NRR’R”、ORR’、SRR’、SeRR’、AsRR’R”、及びSbRR’R”から選ばれるキラル配位子(但し、R、R’、R”はそれぞれ独立に、任意に置換されたC1〜C14アルキル基又は任意に置換された芳香族基を表す)であってもよく、これらの配位子のうち少なくとも2つを、1つ又は2つ以上の二価基で互いに連結させることもできる〕で表される0酸化状態のパラジウム錯体から成る少なくとも1つの触媒と、を含む開始系の存在下で、前記単量体の少なくとも1つをバルク中、溶液中、乳濁液中、又は懸濁液中で重合又は共重合させることを特徴とする前記方法。
IPC (4件):
C08F 4/26 ,  C08F 2/24 ,  C08F 4/00 ,  C08F 20/14
FI (4件):
C08F 4/26 ,  C08F 2/24 Z ,  C08F 4/00 ,  C08F 20/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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