特許
J-GLOBAL ID:200903038648875242

キャニスタ蓋部の残留応力除去方法及びキャニスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-368441
公開番号(公開出願番号):特開2005-134173
出願日: 2003年10月29日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】キャニスタ本体と蓋部の溶接部の応力腐食割れ(SCC)の発生を抑制する。【解決手段】鉄鋼製の有底筒状のキャニスタ本体4に放射性物質aを収納後、キャニスタ本体4の開口部に鉄鋼製の1次蓋2及び2次蓋3の二枚の蓋を溶接してキャニスタ本体4の開口部を二重に密封させたキャニスタである。キャニスタ本体4の開口部に溶接した1次蓋2の昇温後、1次蓋2より線膨張係数の小さい2次蓋3をキャニスタ本体4の開口部に溶接する。所定期間経過後、放射性物質aの崩壊熱の低下に伴って収縮する1次蓋2及び2次蓋3の収縮差を利用して2次蓋3の溶接部の残留応力を引張応力から圧縮応力に変換させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鉄鋼製の有底筒状のキャニスタ本体内に放射性物質を収納した後、キャニスタ本体の開口部に鉄鋼製の1次蓋及び2次蓋の二枚の蓋を溶接して前記キャニスタ本体の開口部を二重に密封させたキャニスタにおいて、前記キャニスタ本体の開口部に溶接した1次蓋が昇温後、前記1次蓋より線膨張係数の小さい2次蓋をキャニスタ本体の開口部に溶接し、所定期間経過後、放射性物質の崩壊熱の低下に伴って収縮する1次蓋及び2次蓋の収縮差を利用して2次蓋の溶接部の残留応力を引張応力から圧縮応力に変換させることを特徴とするキャニスタ蓋部の残留応力除去方法。
IPC (3件):
G21C19/32 ,  G21F5/00 ,  G21F9/36
FI (3件):
G21C19/32 R ,  G21F9/36 501C ,  G21F5/00 K
引用特許:
出願人引用 (1件)

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