特許
J-GLOBAL ID:200903038650603969
可燃性ガス中のタール分解処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174742
公開番号(公開出願番号):特開平11-021566
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物を流動層方式のガス化炉においてガス化処理するに際し、生成した可燃性ガス中に含有されているタールを効率的に分解除去し、可燃性ガスを有効利用すると共にその顕熱を回収する。【解決手段】 ガス化炉2において廃棄物のガス化時に生成した可燃性ガスを廃熱ボイラ4において熱回収し、次いで、熱交換器6で熱交換して所定温度にし、この工程中に可燃性ガスに消石灰を添加してガス中に含有されているClおよびSを固定した後、集塵器6においてこれをダストと共に集塵し、次いで、このガスを熱交換器6で所定温度まで昇温させた上、タール改質塔7において触媒と接触させ、ガス中のタールを炭化水素等に分解し、タールが分解された改質ガスを空気予熱器8において熱回収した上、ガスホルダー9に貯蔵し、空気予熱器8において予熱された空気は、ガス化用空気としてガス化炉2に吹き込む。
請求項(抜粋):
廃棄物を流動層方式のガス化炉においてガス化し、生成した可燃性ガスを得るに際し、前記ガス化炉において生成した可燃性ガスを廃熱ボイラに導き、廃熱ボイラにおいて熱回収し、次いで、熱交換器において熱交換して所定温度となし、上記工程中において前記可燃性ガスに消石灰を添加し、ガス中に含有されているClおよびSを固定した上、前記可燃性ガスを集塵器に導き、集塵器においてガス中の固定されたClおよびSをダストと共に除去し、次いで、Cl,Sおよびダストが除去された可燃性ガスを、前記熱交換器において熱交換し所定温度まで昇温させた上、昇温したガスをタール改質塔に導き、タール改質塔において触媒と接触させ、ガス中のタールを同じくガス中のH2 と前記触媒によって反応させることにより前記タールを炭化水素等に分解し、このようにしてタールが分解された改質ガスを空気予熱器に導き、空気予熱器において熱回収した上、ガスホルダーに貯蔵し、一方、前記空気予熱器において予熱された空気は、前記ガス化炉に、前記廃棄物のガス化用空気として吹き込むことを特徴とする、可燃性ガス中のタール分解処理方法。
IPC (3件):
C10J 3/86
, C10J 3/00
, C10J 3/84
FI (3件):
C10J 3/86
, C10J 3/00 K
, C10J 3/84
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