特許
J-GLOBAL ID:200903038650627248

応力測定試験機の試料搬出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043139
公開番号(公開出願番号):特開平9-236535
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構造の装置にして、とくには、応力測定を終えた試料の搬出を、応力測定それ自体には何の影響をも及ぼすことなく、常に確実に、円滑かつ迅速に行う。【解決手段】 それぞれのダイ1,2間に形成されるキャビティ内に配置した試料7の、ムーニー粘度又は加硫度を測定する、粘弾性体の応力測定試験機から試験済みの試料を搬出する装置において、測定終了後の前記試料7を、他方のダイ2の、キャビティの形成に寄与する面内で、前記検出部18を外れて延在させた高弾性線条22に付着させるとともに、その高弾性線条22を傾動させて、そこに付着した試料7を他方のダイ2の表面から離隔させ、その付着試料7を、高弾性線条上で移動させて高弾性線条22の遊端から落下させる。
請求項(抜粋):
それぞれのダイ間に形成されるキャビティに試料を配置し、キャビティ内のその試料に、一方のダイの回動部によってねじり又は振動を加え、それによって試料に生起される応力を、他方のダイの検出部により検出して、ムーニー粘度又は加硫度を測定する、粘弾性体の応力測定試験機から試験済みの試料を搬出する装置であって、測定の終了に伴って、前記試料を、前記他方のダイの、キャビティの形成に寄与する面内で、前記検出部を外れて延在させた高弾性線条に付着させるとともに、その高弾性線条を傾動させて、そこに付着した試料を他方のダイの表面から離隔させ、その付着試料を、高弾性線条上で移動させて高弾性線条の遊端から落下させることを特徴とする応力測定試験機の試料搬出装置。

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