特許
J-GLOBAL ID:200903038653516765

燃料噴射弁駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171477
公開番号(公開出願番号):特開平10-018888
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁を応答性良く開閉制御する。【解決手段】 高電圧電源および低電圧電源と燃料噴射弁のソレノイド1との接続点に、一端を基準電位点に接続したコンデンサ2の他端を接続して設ける。ソレノイド1への高電圧電源または低電圧電源からの電圧の印加を遮断した時に、ソレノイド1に残留する磁気エネルギーを電流としてコンデンサC2に蓄電することにより、ソレノイド1の放電を迅速に行なう。また、燃料噴射弁の閉弁指令時には、コンデンサ2の一端と基準電位点との間に配設したスイッチング素子Q3をオンして、燃料噴射弁の閉弁力が作用する方向に電流が流れるように、コンデンサ2からソレノイド1に電圧を印加して、ソレノイド1の消磁を促進する。
請求項(抜粋):
電磁駆動式燃料噴射弁の駆動回路であって、高電圧電源および低電圧電源と、前記燃料噴射弁の開弁指令時に、一端が電流検出用抵抗を介して基準電位点に接続された前記燃料噴射弁の駆動用ソレノイドの他端と前記高電圧電源とを接続して、該ソレノイドに前記燃料噴射弁の開弁力が作用する方向の高電圧を印加する開弁スイッチング手段と、前記開弁指令時から所定時間経過後に、前記低電圧電源と前記ソレノイドとを遮断したままの状態で、前記高電圧電源と前記ソレノイドとの接続を遮断して高電圧の印加を停止すると共に、前記ソレノイドに流れる電流を前記燃料噴射弁の開弁状態を保持しうる所定の電流値に低下するまで急速に放電させる急速放電手段と、該急速放電手段による急速放電後、前記低電圧電源と前記ソレノイドの他端との接続による低電圧の印加と、遮断による放電とを制御して、前記ソレノイドを流れる電流を前記所定の値に保持する電流保持手段と、前記急速放電手段による前記高電圧電源と前記ソレノイドとの遮断時、および前記電流保持手段による前記低電圧電源と前記ソレノイドとの遮断時に前記ソレノイドに残留する磁気エネルギーを電流として蓄電する蓄電手段と、前記燃料噴射弁の閉弁指令に同期して、前記ソレノイドに前記燃料噴射弁の閉弁力が作用する方向に電流が流れるように、前記蓄電手段と前記ソレノイドとを所定期間接続する閉弁スイッチング手段と、を含んで構成されることを特徴とする燃料噴射弁駆動回路。
IPC (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06
FI (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06 M
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭56-067909
  • インジェクタ駆動回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-084896   出願人:日本電装株式会社
  • 電磁負荷を駆動する回路装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-210016   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-067909
  • 特開昭56-067909

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