特許
J-GLOBAL ID:200903038655696485

軸部材と円筒部材の結合構造及び結合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 富士弥 ,  橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-299783
公開番号(公開出願番号):特開2004-132516
出願日: 2002年10月15日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】トルク検出側包囲部材の入力軸側への取り付け時における塑性変形を防止して、トルクセンサの検出精度の悪化を防止する。【解決手段】出力軸とほぼ同軸上に連結されて相対回転可能な入力軸2と、該入力軸の外周面に一体的に取り付けられ、外周側にトルク検出コイルが設けられたほぼ円筒状のトルク検出側包囲部材6とを備え、前記入力軸と出力軸との相対回転による磁界の変化を前記検出センサが検出して前記両軸間に発生するトルクを検出するようになっている。前記入力軸2の外周面に軸方向溝2eと該軸方向溝に交差する周方向溝2dとを形成し、前記包囲部材の取り付け時に、該包囲部材の内側円筒部60を入力軸に嵌合すると共に、軸方向溝と周方向溝との交差部の凹部2fと周方向溝の一部に内側円筒部をかしめて該かしめ部60aとこの一部60bを食い込み状態に結合させた。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
軸部材の外周に嵌合した円筒部材を、所定の嵌合位置で外周をかしめることにより、前記軸部材に結合固定する結合構造であって、 前記円筒部材を線膨張係数が前記軸部材より大きな材料によって形成する一方、軸部材の外周面に軸方向または円周方向の少なくともいずれか一方に、互いにほぼ平行な対向面を有する横断面矩形状の溝を形成し、 前記軸部材の外周に円筒部材を嵌合した後に、該円筒部材の前記軸部材の溝に対応する部位をかしめることにより、該かしめ部位の変形した内面を前記溝の対向面に圧接するように構成したことを特徴とする軸部材と円筒部材の結合構造。
IPC (2件):
F16D1/06 ,  B62D5/04
FI (2件):
F16D1/06 C ,  B62D5/04
Fターム (5件):
3D033CA02 ,  3D033CA04 ,  3D033CA16 ,  3D033CA21 ,  3D033CA28

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