特許
J-GLOBAL ID:200903038658758252

内燃機関における弁動作タイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-066898
公開番号(公開出願番号):特開平6-280516
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関における吸気弁等の動作時期を変えるための弁動作タイミング調整装置に関し、アクチュエータの動作変動を回避することにより制御性の向上を図ることを目的とする。【構成】 クランク軸,カム軸間に設けた部材を駆動させて両軸間の位相角を変えることにより動弁時期を変える装置において、機関各部の状態を検知するための各種センサ1と、センサからの検知信号を基に位相角の目標値を決定する手段2と、センサからの検知信号を基に実際値を計測する手段3と、位相角の偏差を算出する手段4と、アクチュエータによる変動の影響のない領域から設定された複数の制御値の中から制御値を選択出力する制御手段5と、以前の制御による制御量を記憶する手段6とを備え、制御手段は、上記偏差と、以前の制御量とを基に現在の制御状態を判断し、現在の制御状態を基に制御値を選択出力する。
請求項(抜粋):
内燃機関内のクランク軸とカム軸との間に設けた部材をアクチュエータで駆動して前記両軸間の回転位相を変化させることにより、カム軸で駆動される弁の動作タイミングを変える弁動作タイミング調整装置において、前記内燃機関各部に設けられ、内燃機関各部の状態を検知するための各種センサ(1)と、前記センサからの検知信号を基に内燃機関の運転状態を求め、この運転状態に応じて回転位相の目標値を決定する手段(2)と、前記センサからの検知信号を基に回転位相の実際値を計測する手段(3)と、前記目標値と実際値とを基に偏差を算出する偏差算出手段(4)と、前記アクチュエータの安定動作領域の中から選定された複数の制御値から1つの制御値を決定してアクチュエータに出力する制御手段(5)と、生成された制御値、又はこの制御値に対応する制御量を記憶する記憶手段(6)とを備え、前記制御手段が、前記偏差算出手段で算出された偏差と、前記記憶手段に記憶されている以前の制御値、又は制御量とを用いて現在の制御状態を判断し、この現在の制御状態を基に上記制御値を選択出力することを特徴とする弁動作タイミング調整装置。
IPC (3件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02 ,  F02D 45/00 376

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