特許
J-GLOBAL ID:200903038660255446

建造物の構造躯体建方方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340813
公開番号(公開出願番号):特開平5-171810
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 仮設足場を施工することなく、構造躯体を施工できる。【構成】 基礎梁1上で屋根部6を組立てる。屋根部6の下部にクレーンガーダー3を取付けて屋根部6を扛上する。扛上してクレーンガーダー3にクレーン7を設置する。屋根部6にユニット化された建造物の外廊下部8およびバルコニー部9の鉄骨からなる桁梁ユニット10,11と柱12を取付ける。外廊下部8とバルコニー部9の扛上を複数回反復しながら順次外廊下部8およびバルコニー部9を組立て施工する。根部の下部に所定の外廊下部8、バルコニー部9が結合された状態でクレーン7を用いて下部より順次主柱15、桁行鉄骨梁17、壁梁18および床スラブ16を取付けて構造躯体19を施工するものである。【効果】 建造物の屋根部、外廊下部およびバルコニー部を足場として利用できる。雨天でも主柱、桁行鉄骨梁、床スラブの施工ができる。
請求項(抜粋):
基礎梁上にて屋根部を組立てるとともにこの屋根部の下部にクレーンガーダーを取付け施工してからこの屋根部を所定高さ扛上し、この屋根部のクレーンガーダーにクレーンを設置するとともに屋根部にユニット化された建造物の外廊下部およびバルコニー部の鉄骨からなる桁梁ユニットとこの桁梁ユニットを結合する柱を取付け、この屋根部に外廊下部およびバルコニー部の柱を取付けた桁梁ユニットを所定高さ扛上し、この扛上された外廊下部およびバルコニー部の下部に柱にてユニット化された外廊下部およびバルコニー部の桁梁ユニットを取付けるとともにこの桁梁ユニットを結合する柱を下部に取付けて扛上する工程を建造物の高さに応じて複数回反復施工し、所定高さまで屋根部の下部に複数の外廊下部およびバルコニー部の桁梁ユニットが柱を介して結合された状態で、前記クレーンを用いて下部より順次主柱を施工するとともにこの主柱間に桁行鉄骨梁を結合し、この桁行鉄骨梁に張間方向の壁梁を取付けるとともに床スラブを取付け、最上段の主柱を前記屋根部に結合して構造躯体を施工することを特徴とした建造物の構造躯体建方方法。
IPC (3件):
E04G 21/14 ,  E04B 1/35 ,  E04G 21/28

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