特許
J-GLOBAL ID:200903038660435517

ネガフィルムに記録された場面の色画像から場面照明光の色濃度を決定するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020207
公開番号(公開出願番号):特開平6-235979
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 場面の色の偏りの有無に依らず正確に場面照明光の色をネガフィルムに記録された色濃度として決定する方法、また、ネガフィルムから得られた色濃度Dr,Dg,Dbを用いてこれらに基づく空間LMN内において直接光源色濃度を決定することが出来、フィルムの種類毎に予め変換のためのデータを測定しておく必要がない方法を提供する。【構成】 ネガフィルムの色画像を走査しデジタル濃度画像を作成し、デジタル濃度画像の各画素の色濃度Dr,Dg,DbをL,M,Nに変換しLMN画像を作成して、LMN画像の隣接する画素間の変化方向から色変化特性を計算し、色変換特性に対してパラメータ推定による場のあてはめを行ない、あてはめられた場のハイライト側の集束点C2を光源色濃度の推定値とする、あるいはシャドウ側の集束点C1とC2を結ぶ直線を光源色濃度の軌跡の推定とする。
請求項(抜粋):
ネガフィルムに場面の色画像を記録するために使用された場面照明光の色が、使用されたネガフィルムにおいてどのような色濃度として記録されているかを画像自体から推定するための方法であって、ネガフィルムの色画像を走査してデジタル濃度画像を作成し、デジタル濃度画像の各画素の色濃度Dr,Dg,DbをL,M,Nに変換しLMN画像を作成して、LMN画像の隣接する画素間の変化方向から色変化特性を計算し、色変換特性に対してパラメータ推定による場のあてはめを行ない、あてはめられた場のハイライト側の集束点C2を光源色濃度の推定値とすることを特徴とする方法。

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