特許

J-GLOBAL ID：200903038666395002

固体電解コンデンサの製造方法

発明者： 赤見 研二 ,  工藤 康夫 ,  松家 安恵
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-232064
公開番号（公開出願番号）：特開平11-074156
出願日： 1997年08月28日
公開日（公表日）： 1999年03月16日
要約：

【要約】【課題】 高い容量達成率が得られ、容量の温度依存性をも低減し得る固体電解コンデンサの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、リン酸水溶液による化成処理により酸化皮膜誘電体層を形成する工程の後に、陽極焼結体を空気中で一定時間放置する工程を有するか、モノマ-溶液に陽極焼結体を浸漬する際に減圧させて、陽極焼結体の内部にモノマ-溶液を含浸する工程を有するか、または陽極焼結体を空気中で熱処理する工程を有する固体電解コンデンサの製造方法である。

請求項（抜粋）：

タンタルの弁作用金属粉末を焼結して構成された陽極焼結体に対してリン酸水溶液を用いた化成処理を行い酸化皮膜誘電体層を形成する酸化皮膜誘電体層形成工程と、前記酸化皮膜誘電体層が形成された陽極焼結体を空気中で放置する放置工程と、前記放置行程後、モノマ-溶液に前記陽極焼結体を浸漬する第1の浸漬工程及び酸化剤溶液に前記陽極焼結体を浸漬する第2の浸漬行程を有し、化学重合により前記酸化皮膜誘電体層に隣接して導電性高分子を含む固体電解質層を形成する固体電解質層形成工程と、陰極を形成する陰極形成工程とを備えた固体電解コンデンサの製造方法。

IPC (3件)：

H01G 9/028 ,  H01G 9/035 ,  H01G 9/052

FI (3件)：

H01G 9/02 331 H ,  H01G 9/02 311 ,  H01G 9/05 K

引用特許：

審査官引用 (4件)

• コンデンサの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-215960   出願人：松下電器産業株式会社
• 特開昭64-082515
  
• 特開平3-078222
  
• 特開平4-048710