特許
J-GLOBAL ID:200903038667568288

土留め用パイプの雄・雌継ぎ手並びに連結装置及び土留め用パイプを用いた山留め壁体の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200868
公開番号(公開出願番号):特開平9-049388
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】地中に推進された土留め用パイプの連結装置に土砂等が詰まりにくく、推進抵抗の大きい地盤に対しても比較的容易に土留め用パイプを推進できるようにすること。【解決手段】地中に推進された第1の土留め用パイプ1aに設けられた雄継ぎ手2に対し、第2の土留め用パイプ1bに設けられた雌継ぎ手3を係合させて第2の土留め用パイプ1bを推進する。第2の土留め用パイプ1bの先端でパイプの直径より雄継ぎ手2の高さの分だけ広い範囲を掘削し、雌継ぎ手3の注入材空間8に注入材を供給して注入孔9から地中に注入材を注入し、パイプと地盤の空間Sを充填する。推進抵抗が低減し、雄継ぎ手2が係合する雌継ぎ手3の案内空間7が土砂等で目詰まりするのが防止でき、また土留め用パイプ1の周囲の空隙Sを充填して地下水の漏出等を防止することができる。
請求項(抜粋):
実質的に互いに平行となるように隣接して地中に推進される土留め用パイプを連結するために、一方の土留め用パイプの雄継ぎ手に係合する他方の土留め用パイプの雌継ぎ手において、土留め用パイプの外周面に軸方向に沿って連続して設けられ、前記雄継ぎ手が係合する案内空間と、前記案内空間と前記土留め用パイプの外周面との間に前記案内空間に沿って連続して設けられ、内部に供給された注入材を土留め用パイプの推進方向に導くとともに該注入材を地中に注入するための注入孔が形成された注入材圧送空間とを有することを特徴とする土留め用パイプの雌継ぎ手。

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