特許
J-GLOBAL ID:200903038670442341

回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-022139
公開番号(公開出願番号):特開平6-217515
出願日: 1993年01月15日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 簡易な構造で、回転電機のT/N特性値を大幅に向上させること目的とする。【構成】 界磁磁石23に取り付けたヨーク板24,25の形状により、界磁磁石23の総磁束を、電機子の鉄心26側に反転させつつ集中させ、界磁磁石23の総磁束を分散させることなく集中させる構造で多極化を行うことによって、従来のように界磁磁石に多極着磁を行うことなく、しかも電機子側の構造を簡易に維持しつつ、界磁磁石23からの磁束を常時最大限に利用し、磁極数及び有効磁束Φの双方を同時に増大可能とするとともに、電機子26,27側を、界磁磁石23,24,25側の外周における所定領域に配置して、径方向のスペースを有効利用し、配置バランスを良好にしたもの。
請求項(抜粋):
鉄心に複数相のコイルが巻回された電機子と、この電機子に対して所定の回転軸の回りに相対的に回転移動可能に配置された界磁磁石と、を有する回転電機において、上記界磁磁石には、円周方向と直交する方向に着磁が施されているとともに、この界磁磁石の着磁両端面のそれぞれに、当該界磁磁石の着磁端面に沿って延在する環状のヨーク板がそれぞれ取り付けられ、それらの両ヨーク板には、円周方向に所定のピッチで配置される複数の磁路形成用凸部が設けられてなり、上記電機子は、前記界磁磁石及びヨーク板の外周側所定領域に対向配置されているとともに、前記鉄心と磁路形成用凸部とは、界磁磁石の磁束を鉄心に集束させるように相互に近接・離間し、かつその鉄心内を通過する磁束の方向が、電機子と界磁磁石との相対移動に伴い上記磁路形成用凸部の配置ピッチ毎に反転する位置関係に設けられていることを特徴とする回転電機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-254957

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