特許
J-GLOBAL ID:200903038674231388

エチレン共重合体の混練体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 久保山 隆 ,  中山 亨 ,  榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-116763
公開番号(公開出願番号):特開2004-002832
出願日: 2003年04月22日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】溶融張力および流動性に優れ、衝撃強度および外観(霞み度および透視感)に優れるフィルムを成形することができるエチレン共重合体の混練体の製造方法、その製造方法によって得られるエチレン共重合体の混練体およびそのエチレン共重合体の混練体からなる成形体およびフィルムを提供する。【解決手段】エチレン共重合体である原料ポリマーを特定の条件で混練して、エチレン共重合体の混練体を製造する方法であって、前記原料ポリマーとして、二本ロールで混練したときに特定の要件を満たすことができるエチレン共重合体を用いるエチレン共重合体の混練体の製造方法。また、上記の製造方法によって得られるエチレン共重合体の混練体およびそのエチレン共重合体の混練体からなる成形体およびフィルム。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
エチレンと炭素数4〜20のα-オレフィンからなるエチレン共重合体である原料ポリマーを下記(要件4)を満たす条件で混練して、エチレン共重合体の混練体を製造する方法であって、前記原料ポリマーとして、二本ロールで混練したときに下記(要件1)〜(要件3)を満たすことができるエチレンと炭素数4〜20のα-オレフィンからなるエチレン共重合体を用いるエチレン共重合体の混練体の製造方法。 (要件1)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)が0.01〜200である。 (要件2)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)と190°Cにおける溶融張力(MT、単位:cN)が下記式(1)の関係を満たす。 2×MFR-0.59<MT<20×MFR-0.59 (1) (要件3)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)と極限粘度([η]、単位:dl/g)が下記式(2)の関係を満たす。 1.02×MFR-0.094<[η]<1.50×MFR-0.156 (2) (要件4)原料ポリマーを二本ロールで混練したときのメルトフローレート(MFR、単位:g/10分)とエチレン共重合体の混練体の製造時の混練比エネルギー(W、単位:kw・hr/kg)が下記式(3)の関係を満たす。 W≧0.178×MFR-0.240 (3)
IPC (1件):
C08J3/12
FI (1件):
C08J3/12
Fターム (3件):
4F070AA12 ,  4F070AA13 ,  4F070DA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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