特許
J-GLOBAL ID:200903038675763928

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331086
公開番号(公開出願番号):特開平7-189633
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 吸排気弁2のリフト量および開弁時期の双方を同時に可変制御可能とする。【構成】 カム側プランジャ7はカムシャフト10により駆動され、主油圧室9の作動油を加圧する。吸排気弁2は、主油圧室9内の油圧によって押し開かれる。主油圧室9と低圧側であるアキュムレータ11との間には、解放弁21が介装され、リフト途中で開弁することによりリフト量が可変制御される。副シリンダ41内にはピストン42が摺動可能に配置され、主油圧室9と連通した圧力吸収室43を形成している。ピストン42は、圧力吸収室43側から受ける機関潤滑油圧とリターンスプリング48の付勢力とのバランスにより初期位置が定まる。カムリフトが開始したときに、ピストン42の初期位置に応じた量の加圧作動油が圧力吸収室43に吸収されるので、それだけ吸排気弁2の開弁が遅れる。
請求項(抜粋):
バルブスプリングにより閉方向へ常時付勢された吸気弁または排気弁と、カムシャフトにより駆動され、かつ作動油を加圧するカム側プランジャと、カム側プランジャにより加圧された作動油によって一方へ動作し、上記吸気弁または排気弁をリフトさせる弁側プランジャと、上記カム側プランジャによって加圧された作動油を低圧側に解放する解放弁と、副シリンダ内に摺動可能に配置されたピストンによって隔成され、かつ上記カム側プランジャによって加圧された作動油が流入可能な圧力吸収室と、カム側プランジャが作動油を加圧していない期間における上記ピストンの初期位置を可変的に設定するピストン位置可変設定手段と、を備えてなる内燃機関の可変動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 9/02

前のページに戻る