特許
J-GLOBAL ID:200903038684056690
生ごみ乾燥処理機における脱水兼排出装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345967
公開番号(公開出願番号):特開平9-152277
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【目的】 厨房で発生する生ごみを乾燥処理する装置において、水分の多い野菜類などの乾燥処理には処理の初期段階で発生する水分を除去することにより処理時間を短くし、さらにこの脱水機構は乾燥処理された生ごみの排出時の作業性も向上させることを目的とする。【構成】 処理槽底の排出口10に往復移動する弁11を下面よりあてがいこの隙間より生ごみの水分をしみ出させ脱水除去してしまう、又乾燥処理された生ごみの排出時には弁11及び容器15を引き出すことにより簡単に排出できる構造としさらに弁11の裏面に水道水を当てることにより、上記脱水と排出の機能を効果的に行わせることができる。
請求項(抜粋):
円筒で底のある処理槽1に入れられた生ごみを乾燥するために、処理槽底部と外周部に張られたヒーター2と、処理槽底部中央に取り付けられたモーター3により回転する撹拌腕4と、処理槽の上部より吊り下げ固定された粉砕機5と、処理槽内の空気を撹拌するためのファン6、処理槽内の蒸気を排気するためのブロアー7、排気する蒸気と臭いを取り除く脱臭槽8、そして処理された乾燥ごみを排出するだけでなく処理槽内の水分も除去することのできる脱水兼排出装置9を備えた生ごみ乾燥処理機において、処理槽底部の排出口10の下面にあてがわれた弁11の片側は減速機付モーター12により押し板13を介して繰り返し押され、反対側はスプリング14で押し返されることにより、排出口10の穴からは外れない範囲で弁11はわずかの往復移動を繰り返す、水分の多い野菜類などの生ごみを処理する時にはこの機構を使うと、乾燥処理の初期段階で生ごみの水分を排出口10より処理槽底部と往復移動する弁11とのわずかな隙間を通ししみ出させ、容器15で集めて排水することにより乾燥時間を短縮させることのできる脱水機構、生ごみが乾燥処理されたときには弁11を排出口10より大きく外し引き出し撹拌腕4を回転させることにより乾燥ごみを排出口10より落下させコンテナ17に回収することができる排出機構、さらに弁11の裏面に向けてパイプ16の小穴より流出する水道水を当て弁11を冷却することにより生ごみの乾燥過程での弁11の表面に生ごみのこびり付くのを防ぎ、排出時に弁11を引き出し易くすることができる、又脱水機能を使用する場合にはしみ出した生ごみの水分を弁11の裏面に当たり流れ出る水道水と容器15で合流し配管を詰まらせることなく洗い流すことができる、以上の特徴をもつ脱水機構と排出機構を兼ね備えた脱水兼排出装置。
IPC (3件):
F26B 25/00
, B09B 5/00 ZAB
, F26B 9/06
FI (4件):
F26B 25/00 J
, F26B 25/00 Z
, F26B 9/06 Q
, B09B 5/00 ZAB P
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