特許
J-GLOBAL ID:200903038686497693

自動車用衝突予防レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278490
公開番号(公開出願番号):特開平5-093776
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 スペクトラム拡散を利用した装置で極力短いエポックを有するPN信号を用いて障害物の検出速度速い装置を実現する。【構成】 受信用PN(疑似雑音)信号を単一又は複数のエポック毎に所定位相ずつ遅延させ、受信部30の出力との積を積分する。M番目のエポックで受信部30の出力に含まれる送信用PN信号のエポックと受信用PN信号のエポックが一致すると、信号検出部50の積分出力が大となる。演算制御器600は、これをしきい値判定により検出し、M・Δtに係る計数値を遅延量演算器500から取り込む。このときのM・Δtは電波の反射に係る遅延時間tdとほぼ一致しており、距離が求められる。送信用PN信号発生器200及び受信用PN信号発生器300は、符号設定器800により指定される両者に同一種類であるが、装置ごとに異なる種類のPN信号を発生させる。
請求項(抜粋):
車両の走行方向に電波を送受信する空中線と、最大計測距離を電波が往復するのに要する最大伝搬時間より十分短いチップ長及び少なくとも前記最大伝搬時間より長くかつできるだけ短いエポック長を有する送信用疑似雑音信号を発生させる符号が設定可能な送信用疑似雑音発生器と、送信用疑似雑音信号により変調した送信信号を空中線に供給する送信部と、空中線により受信された反射波に係る信号を所定の周波数に変換し出力する受信部と、送信用疑似雑音信号と同一構造を有する受信用疑似雑音信号を発生させる複数種の符号が設定可能な受信用疑似雑音発生器と、この受信用疑似雑音発生器と前記送信用疑似雑音発生器に共通に前記複数種の符号を順次設定する符号設定器と、受信部の出力と受信用疑似雑音信号の積の振幅成分を積分して出力する信号検出部と、受信用疑似雑音信号を単一又は複数のエポック毎に所定位相ずつ遅延させる移相制御器と、移相制御器による受信用疑似雑音信号の総遅延量を演算記憶する遅延量演算器と、信号検出部の出力が所定値以上となったときに受信部の出力に含まれる送信用疑似雑音信号のエポックと受信用疑似雑音信号のエポックが一致したと見なして遅延量演算器の記憶値を取り込み、この記憶値に基づき電波の反射に係る障害物との距離を求め警報器に供給する演算制御器と、を備え、受信部の出力に含まれる送信用疑似雑音信号のエポックと受信用疑似雑音信号のエポックが一致した時点における受信用疑似雑音信号の遅延量に基づき距離計測を行うことを特徴とする自動車用衝突予防レーダ装置。
IPC (4件):
G01S 13/32 ,  G01S 13/28 ,  G01S 13/60 ,  G01S 13/93

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