特許
J-GLOBAL ID:200903038688233022
自動車のブレーキペダル装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-280850
公開番号(公開出願番号):特開2002-087227
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 車両の前面衝突時にマスターバックのプッシュロッドを介してペダルアームに衝突荷重が作用するのを防止すると共に、組み付け作業性を向上することのできる自動車のブレーキペダル装置の提供を図る。【解決手段】 車両の衝突時にペダルブラケット2が衝突吸収手段で縮小変形することにより、ピボットブラケット3とスライドプレート9との係合が外れ、該ピボットブラケット3の回動を許容して、前記シャフト4を支点として該ピボットブラケット3を回動させ、ペダルアーム8を車両前方側へ引き寄せ、図外のマスターバックが後退移動、もしくはダッシュロアパネル40が車室側へ変形してプッシュロッド24が後退移動しても、ペダルアーム8の踏み込み位置が後方にずれて違和感を生じるのを回避することができると共に、連結部20により前記係合を確保し、組み付け作業性を向上する。
請求項(抜粋):
ダッシュパネルに固定されるペダルブラケットと、該ペダルブラケットに設けたシャフトに回転可能に軸支されたピボットブラケットと、前記シャフトよりも車両前方で、該ピボットブラケットに設けたペダルシャフトに回動自在に軸支されたペダルアームと、前記ダッシュパネルの上後方の車体部材の下面部に固定されると共に、前記ペダルブラケットの後部に設けられ、常態にあっては、ピボットブラケットと係合するスライドプレートとを備えると共に、前記ペダルブラケットに所定荷重を越える後退方向の入力が作用すると、少なくとも前記シャフトと前記下面部との車両前後方向の相対移動を許容する衝突吸収手段を、前記スライドプレートと前記下面部との固定部と前記シャフトとの間に設けて、前記シャフトと前記固定部とが相対的に縮小移動した際に前記ピボットブラケットとスライドプレートとの係合が外れて該ピボットブラケットを前記シャフト周りに下後方に回動させるようにした構造であって、少なくとも前記ペダルブラケットとスライドプレートとの間に、該ペダルブラケットとスライドプレートとを連結すると共に、該ペダルブラケットに所定荷重を越える後退方向の入力が作用すると、その連結を解除可能な連結部を設けたことを特徴とする自動車のブレーキペダル装置。
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